東京都国立市が設立した公益財団法人「くにたち文化・スポーツ振興財団」は、赤い三角屋根で親しまれたJR国立駅の旧駅舎が市により駅前に移築、再整備され、公共施設として4月にオープンするのを記念し、企画展「『赤い三角屋根』誕生―国立大学町開拓の景色―」を郷土文化館で開催する。駅建設当時の写真などを展示し、国立開拓の歴史を振り返る。
 国立駅は1926(大正15)年に開業。地域の礎となった。4月4日から5月24日まで開催する企画展では、旧駅舎建設中や開業後の駅前の様子を写した写真のほか、開業以前の地域の鳥瞰(ちょうかん)図や、駅舎設計図、当時の商業広告などを展示する。期間中、「国立駅と学園都市開発」などをテーマとする講演会の開催も予定している。
 三角屋根の旧国立駅はJR中央線高架化に伴い2006年に解体。市が部材を保管し、このほど開業当時の姿に再築した。【もぎたて便】
[時事通信社]