兵庫県太子町は、町内に点在する聖徳太子ゆかりの「鵤荘(いかるがのしょう)ぼうじ石」をモチーフにした新マスコットキャラクター「ぼうじぃ」の着ぐるみをお披露目した。町の文化財をアピールするため、活用していく。
 ぼうじ石は、かつて町に存在した法隆寺の寺領を示すため置かれた石。聖徳太子が放り投げたと伝えられ、「太子の投げ石」と称されている。町は、聖徳太子没後1400年に向けたPRプロジェクトを展開しており、マスコットキャラクターとして、ぼうじ石に白羽の矢を立てた。デザインと名称は別々に公募し、町民らの投票を経て決めた。
 着ぐるみは、ぼうじ石の実物比で4倍ほどあり、高さ146センチ、幅108センチ、奥行き104センチ。立ち上がると2メートル近くになる。町のマークが入った青いネッカチーフを首付近に巻き、赤い長靴を履く。性格は石だが物腰やわらかで、悩みは道行く人に遺跡と気付いてもらえないことという。
 服部千秋町長は「さまざまな行事で活躍し、子どもたちにぼうじ石を身近なものと感じてもらい、町の歴史を味わってもらえれば」。【もぎたて便】
[時事通信社]