先行きの見えない時代こそ気分転換は大切

新型コロナウイルスの影響が長期化しています。今後の見通しが立たず、不安と緊張が高まっている人も多いのではないでしょうか。先行き不安の時代だからこそ、常に頑張り続けるだけでなく、上手に気分転換することが重要です。本記事では、withコロナ時代の新しい気分転換法の見つけ方を解説します。

ストレス状態では交感神経が優位に

人間の体内には無数の神経があります。その中で、自分の意思とは関係なく、体の働きを調整する役割を調整しているのが自律神経です。自律神経には交感神経と副交感神経があります。一方が促進と他方は抑制され、バランスをとっています。交感神経は昼間や活動しているときに活発になり、副交感神経は夜間やリラックスしているときに活発になります。ストレスのかかる状況では交感神経が活発になります。交感神経の働きが過剰になり自律神経のバランスが乱れると、様々な不調の原因にもなります。先行きが見通せずストレス状態が長く続くときには、気分転換などを通じて意識的にリラックスする時間を作ることが重要です。

気分転換法が複数あった方がよい理由

気分転換法はひとつだけでなく複数ある方が好ましいです。気分転換法がひとつしかないと、生活環境やライフステージの変化でその方法を使えることができなくなるとリフレッシュできません。他にも気分転換法を身につけておくと役立ちます。Withコロナ時代は、外出自粛やリモートワーク推進に伴う出勤形態の変化など、生活環境が激変する時代です。変化に合わせて新たな気分転換法を身につけることをおすすめします。

新しい気分転換法を見つけるには2つの軸で考える

新しい気分転換法といっても、何を始めたらいいか悩む人もいるかもしれません。急に思いつかない場合には、以下の方法を試してください。

1.紙(ノートやメモ帳)を用意します。 2.紙に縦軸と横軸を書きます。縦軸は、[運動を伴うか、運動を伴わないか]を表します。横軸は[ひとりでできるか、複数人で行うか]を表します。2×2の4つの領域に分けることができました。 3.自分がこれまで取り組んできた気分転換法を思い出し、4つの領域のどこに分類されるか、紙に書きます。

以上の手順を踏むことで、自分がどの領域で気分転換を行うのが好きか知ることができます。例えば、アフターファイブに同僚と食事や飲み会に行くのが楽しみな場合、[運動を伴わず、複数人で行う]領域が好きだとわかります。

新しい気分転換法の見つけ方1 代わりの方法を考えてみる

新しい気分転換法を見つける簡単な方法は、今までの気分転換法の代わりになる方法を考えることです。先ほどの同僚との食事の例だと、zoomなどを用いたオンライン飲み会が代わりになります。ひとりでジョギングをすることが好きな人は、室内でできる運動を行ってもよいでしょう。

新しい気分転換法の見つけ方2 あえて全く別の領域にチャレンジする

前述の方法とは逆に、これまで自分がやったことのない領域に挑戦してみることも一手です。新たな自分を発見することができるかもしれません。今まで興味がありながらも何となく敬遠していたことがあったら、挑戦してみてはいかがでしょうか。

すぐにできるリラックス法

日々の業務で忙しく、気分転換の時間が取れない場合もあります。

・からだをほぐす ・ゆっくり風呂に入る ・深呼吸する ・思いっきり笑う

など、簡単に実践できる方法もあります。長く頑張り続けるために時々意識してリラックスすることが大切であることをぜひ忘れないでください。

依存性のある活動に注意

気分転換は重要ですが、依存症を引き起こすような過度の飲酒・ギャンブル・ソーシャルゲームへの過度の課金などには注意が必要です。適量のお酒、時々行うゲームなどはストレス解消に役立ちますが、節度をもって楽しむようにしてください。  

(田久 朋寛/ヨガ・ピラティスインストラクター)