5月までは地に足をつけて…江原啓之流「幸せ呼ぶ心の持ち方」

いよいよ始まった“平成最後の年”。来たるべき新元号時代を充実させるためには、「5月1日の御代替わりまでの4カ月間に、どのような種をまくか」が大切だと江原啓之さんは言う。そこで、江原さんが「平成31年の4カ月に種をまく心得」を紹介。“新しい私”に生まれ変わるための心の持ち方を、毎日の暮らしの中で意識し、実践していこう。

■「ごちそうさま」まで生き抜きましょう

江原さんが憂いているのは、生きる希望を見いだせず、自ら命を絶ってしまったり、病気や高齢により「安楽死」を望んだりする人たちの存在。

「重い病気で余命宣告を受けたあと、積極的な治療をしない尊厳死を、私は否定しません。しかし『身寄りもいないし、看取ってくれる人もいないから、もう人生に幕を引きたいの』と安楽死を希望するケース。高齢になったから、病気になったからと、残りの人生を放棄することは、命を『お残し』すること。次世代にそうしたありさまを示すのは、とても危険なことです。不必要な人など1人も存在しないのですから、命をお残しせず、『ごちそうさま』まで生き抜く覚悟を持ちましょう」(江原さん・以下同)

■地に足をつけ、足をすくわれないように

次の御代では、東京オリンピック、大阪万博と、国を挙げた行事が予定され、国民が浮足立つ機会も多くなるが、江原さんは「そんな時期こそ足元を見つめ直すことが必要」とくぎをさす。

「こういうときに申し上げたいのは、地震への備えをしっかりしましょうということ。油断は禁物ですよ。日ごろから防災意識を高め、家具転倒防止の金具を取り付けるなどの対策をしておきましょう。そして、思考力と想像力を駆使して『このタイミングで起きたら、どう行動するか』『家族の集合場所は』といった綿密なシミュレーションを怠らないでください」

■健やかな体に健やかな心を宿すために、食を大切に

自分たちの世代はもちろん、次世代、そして子孫の世代まで命をつないでいくために、命の源である“食”に対してもっと問題意識を持つことが大切だともいう。

「たとえば、『いま日本人の2人に1人ががんになる時代』ということを多くの人が認識はしていても、『なぜなのか』と、その原因を突き詰めようとはしません。確かなのは、緊急な課題として食の問題が山積しているということです。これほど農薬を使用している国はないし、スーパーは遺伝子組み換え食品であふれかえっている。どんなに心が健やかでも、体の状態が悪くては心から晴れやかに笑うことはできません。健全な精神は健全な肉体に宿るといいますが、まずは命の源である食をおろそかにしないこと。女性は本能的にも子どもたちや子孫への思いは強く、食への問題意識は高いはずですが、思っていても動かなければダメ。いまこそ想像力をフル稼働させて、アクションを起こさなければなりません」

■「大嘗祭」は私たちにとっても特別な節目です

「秋の大嘗祭は、御即位にあたり欠かせない一代一度の皇室祭祀ですが、皇室にとっての特別な儀式というだけでしょうか? 天皇陛下が日々、宮中三殿の明かりをひとときも絶やさず、平和への祈りを続けてくださっているのは、私たち国民のため。そう考えると、私たちにとっても大切な節目の儀式であるということを忘れてはならないのです」


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