家計診断専門家が指南!へそくりを無理なく続ける3STEP

日本人の平均寿命は年々伸びて、'17年は女性が87.26歳、男性81.09歳といずれも過去最高を更新した。そして、女性は男性よりもじつに約6年長生きする。女性のほうが長生きする今、“将来への備え”は必須だ。ファイナンシャルプランナーの西山美紀さんは次のように解説する。

「へそくりを貯める前提として、女性のほうが男性より長生きすることが多いので、夫に先立たれてひとりで暮らすことになっても困らないよう、妻名義の貯金をある程度は持っていたほうがいいと思います。年金受取額ダウンや社会保障費アップの可能性など、将来が不安な人の安心材料になります。バッグや化粧品など欲しいものがあるとき、毎回夫に相談することがストレスという人もいます。自分で自由に使えるお金があると、安心して心も落ち着いてきます」

西山さんは500件以上を取材し、貯められない人・貯められる人のデータ約1万件を分析している。

「へそくりというと、どこか後ろめたい響きがありますが、いざというときに使えるお金が手元にあるととても助かります。家族が病気や事故で入院したとき、医療保険や損害保険をかけておく代わりに現金をいつでも引き出せる状態にしておくのも手です」(西山さん・以下同)

へそくりに躍起になりすぎて、夫婦の貯金がゼロというのは本末転倒。まず、家族の備えとしての貯金を十分にできた後にへそくりを貯めるようにしたい。ムリなくしっかり貯めるコツを聞いてみた。

【1】まず目標額を決める

はじめは目標額の設定から。いきなり100万円などとハードルを高く設定するのではなく、身の丈に合ったレベルからスタート。

「貯金がない人は、節約する目標額を設定して、そのプラス2割、1万円なら2,000円多めに節約して、2,000円をへそくりに回すという具合に始めてみましょう」

銀行の自動積立定期預金で月に3,000〜5,000円ずつ自動的にへそくりに回す方法もおすすめだそう。

【2】生活費から少しずつ貯める

へそくりの王道は、生活費から。膨らみがちな外食費を減らしてなるべく家で食べる工夫をしてコツコツ貯めるのが近道。仕事している主婦でも、週末に“つくりおき”をして、ランチにはお弁当を持参している人も多いという。

「お子さんが小さいうちは、お母さんがカットをして美容院代を浮かせたり、ウェブアンケートでポイントを貯めて現金化したり、小さなお金を積み上げています」

【3】臨時収入はそのつど貯める

サラリーマンなら年末調整書類を提出した後、自営業者なら確定申告の後に「還付金」が振り込まれる。また、中学3年生の修了前まで、子ども1人あたり月額1万〜1万5,000円の児童手当が支給される。それらを教育費として貯めているという人もいる。祖父母からもらうお小遣いやご祝儀を子どものためにと貯めるのもOK。

また、子どもが小学校に上がるころになると、仕事に出られるようになる人も増えてくる。

「仮に月10万円の収入があった場合、家計に8万円を入れて、残りは自由に使える、というように妻の給料はへそくりに回しやすいです。夫の給料で生活費をやりくりすれば、全額貯められます」

貯める体質にするため、常に支出の見直しを忘れずに。


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