青森「幻の手羽先」、滋賀「無料エビ料理」…各地の行列朝市

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(提供:湊日曜朝市会)

日本各地で開かれている朝市。石川県「輪島朝市」が千年を超える歴史を持つように、朝市は多くの日本人に親しまれてきた。いま、朝市で売られているのは旬の野菜や鮮魚だけではない。それぞれの地域で、いろいろなお得感が味わえるユニークさが話題を呼んでいる。そんな朝市名物を求めて、時には夜明けより早く行列ができ、多くの人が詰めかけ瞬時に売り切れるものまであるという……。

■青森県・八戸市「幻の手羽先」

青森県の「館鼻岸壁朝市」は、全長800メートルの広大な岸壁に300以上の店が立ち並び、多いときでは8万人が集まるという“日本最大級”。この時期の夜明けは6時半ごろだというのに、深夜2時にはすでに行列が。

「店舗が準備を始めるのが朝3時ごろ。その前から行列ができるのが、『大安食堂』の手羽先の塩味唐揚げです。1個40円という価格で、朝4時にはなくなってしまうことから“幻の手羽先”とも。青森県は畜産も盛んですし、“朝市限定”というのが口コミで広がり人気になったのでしょう」(運営を管理する協同組合の湊日曜朝市会担当者)

負けず劣らずの絶えない列を作るのが「一山製麺」の焼きそばの詰め放題。1パック350円で、パックからはみ出てもふたがしまればOK。白身魚や野菜など10種類以上ある天ぷらの詰め放題も。もちろん順番待ち。

「有名店でなくても、あちこちに行列ができていますよ」と担当者が言うように、日本最大の朝市は、行列の数も日本一のようだ。

【館鼻岸壁朝市】

住所:青森県八戸市 新湊 館鼻岸壁

日程:毎週日曜日(3月中旬〜12月末、※お盆・正月は臨時営業あり)日の出〜9時ごろ

■滋賀県・大津市「激安コロッケ」

大津市公設地方卸売市場で月1回、2時間だけ一般公開される「市場の朝市」には300人以上の行列ができる。

「先月は水産仲卸組合で琵琶湖産エビを使った郷土料理『えび豆』を無料配布しましたが、長い列になってしまい、300個を用意したのに足りませんでした」(公設地方卸売市場協会担当者)

月替わりでさまざまな催し物を行い、無料配布や100円程度で目玉品を売ることも。磯の匂いがする市場で大人気なのは、「ミートショップうしお」の国産牛と国産豚の合いびきミンチで作った自家製コロッケ。揚げたての1,500個ものコロッケは、5個入り150円と激安で売られている。

「『滋賀コモリ』の魚の切り身の詰め放題は、整理券を出すほど人気。いいものを安く買おうと、どの店も押し合いへし合いです。『大重商店』のマグロ、『かね辰商店』のおすしも行列ができています」(前出・担当者)

市場の役割を知ってもらいたいと始まったこの朝市。朝から熱気があふれている!

【大津市公設地方卸売市場『市場の朝市』】

住所:滋賀県大津市瀬田大江町59番地の1

日程:毎月第4土曜(12月は第3土曜、※6月〜8月を除く)朝9時〜11時

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