上越市中央5の「肉の米田」が15日閉店 創業から44年 手作りコロッケなど人気

新潟県上越市中央5で44年間にわたって営業してきた「肉の米田」が2018年1月15日に閉店することになった。国産にこだわった肉や手作り惣菜を販売し、地域住民に愛されてきた名店には、閉店を惜しむように連日、多くの人が訪れている。

1月15日に閉店する「肉の米田」
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同店は1974年2月創業。店主の米田賢次さん(68)と妻のみさ子さん(69)が夫婦で店を営んできた。脂や筋を取り除いた国産の肉などを取り扱ってきたほか、店内で調理する揚げたての惣菜はコロッケが1個50円、ハムカツは45円、メンチカツは80円で人気を集めていた。

惣菜は、外の雁木から見えるように設置したショーケースに並べて販売してきた。学校から帰宅した地元の子供たちが、遊びや塾などに行く前に、軽食として買いに来ることが多かったという。惣菜担当のみさ子さんは「子供たちがお金を握って買いに来てくれた。特に(50円以下の)コロッケとハムカツは、子供でも買いやすいように10年以上前から今の価格のままなんです」と話す。

賢次さんと共に44年間、店を営んできたみさ子さん
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昨年12月14日に、賢次さんの病気が発覚。店舗の老朽化もあり、店を閉めることにした。来店者には12月下旬から閉店を伝えたところ、連日のように多くの人が店を訪れるようになった。特に、手作りの惣菜を最後に味わいたいという人が多く、みさ子さんは「揚げても揚げてもすぐに売り切れる。準備が追い付かない」と閉店前の対応に追われていた。

賢次さんは「本当はもう1年営業して、きれいに70歳でやめたかったけれど残念」と語る。みさ子さんは「これまで来てくださった全てのお客様に感謝している。本当にありがとうございました」と話し、来店者1人ずつに感謝の言葉を述べて商品を手渡していた。

みさ子さんは、来店者1人ずつに感謝の言葉を述べていた
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営業時間は午前8時〜午後6時まで。問い合わせは025-543-3567。

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