台風接近に警戒 イベント中止、避難所開設

台風接近に警戒 イベント中止、避難所開設

 台風5号の接近に伴い、群馬県内は7日、北部山沿いを中心に強い雨が降り、高崎市や中之条町など6市町村に土砂災害警戒情報が発表された。6日夜からの降雨の影響で安中市内の県道が土砂流出で通行止めとなり、霧積温泉の旅館が孤立した。台風は8日午後にも本県に最接近する見通しで、イベントの中止や延期が相次ぎ、自治体が開設した避難所に待避する人もいた。 前橋地方気象台によると、7日午後8時40分までの24時間に草津と榛名山でそれぞれ142ミリの降雨を観測。高崎、中之条両市町のほかに、長野原、嬬恋、草津、東吾妻各町村に土砂災害警戒情報を出した。 6日夜から降り続く雨の影響で、安中市の県道北軽井沢松井田線に土砂が流れ出し、金湯館(同市松井田町坂本)に宿泊客6人と従業員4人が足止めされた。おかみの佐藤みどりさん(80)は「通行止めになるのは久しぶり。お客さんは不安がってる。早く帰してあげたい」と心配そうだった。県安中土木事務所によると、全面復旧に数日かかるという。土砂流出により、国道292号・志賀草津高原ルートの一部区間も通行止めになった。 台風が本州を北東に進み、県内は8日も影響を受けると見られることから、中止や延期されるイベントが続出した。水上温泉街(みなかみ町)で6、7の両日予定されていた「温泉街まるごとビアガーデン」は7日は中止となった。8日に白水ゴルフ倶楽部(くらぶ)(渋川市)で開催予定の「第4回ヤマダ電機杯 100切りゴルフ大会」は11月7日に、同市主催の「子ども議会」は9月30日にそれぞれ延期される。 渋川スカイランドパーク(同市)やるなぱあく(前橋市)は8日の休園を決めた。同パークの担当者は「危険を考慮した。夏休みは客足が伸びて痛手だが仕方ない」と話した。 前橋市は市内12カ所に自主避難所を開設し、7日午後10時時点で7人が避難。同市亀泉町の女性(76)は「古い家に1人でいるのは怖い。何もなければいいが…」と不安そうだった。 7日の降雨の影響で、JR吾妻線は区間運休を含め上下6本を運休とした。

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