任期満了に伴う前橋市長選(2月2日告示、9日投開票)を前にした公開討論会(新前橋商工会主催)が15日夜、市内で開かれた。立候補を予定している現職の山本龍氏(60)、群馬県議の岩上憲司氏(46)、元衆院議員の佐田玄一郎氏(67)、共産党前橋地区副委員長の店橋世津子氏(58)、元前橋市議の中島資浩氏(48)の5人が、実現したい重要施策やJR新前橋駅周辺の活性化策などについて持論を展開した。 堅実な財政運営やごみの減量化など2期8年の実績を示した山本氏は、さらなる市民負担軽減を実現し、「生きやすいまちを構築する」と訴えた。市民に身近な政治を掲げる岩上氏は「財政再建が急務」と主張。企業誘致や定住人口の増加を目指すため、規制緩和の重要性も説いた。佐田氏は、国政に携わった経験から公共事業を国の交付金で実施し、余剰の財源は子育てや福祉など社会保障に回せる仕組みづくりを目指すとした。立候補予定者で唯一女性の店橋氏は、福祉や防災を重視した安心して暮らせるまちの実現のほか、「女性が活躍できる平等な社会をつくる」と強調した。市議を辞職し、退路を断って臨む中島氏は、行財政改革のほか、市民と共にまちづくりを進めるための「市民会議」の創設などを力説した。 討論会の様子は近く動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開する。28日には前橋テルサで、前橋青年会議所による公開討論会が開かれる。