いつもとちょっと違った味わいを。

 新型コロナの影響により、外出自粛を余儀なくされていますが、ポジティブに捉えればおうちごはんを楽しめるチャンスがますます高まっています(そう考えると、なかなか楽しくなってくる!?)。簡単に作れるのに、いつもと違った料理が味わえたら、それはそれはラッキーではありませんか?

 そこで今回は、ステイホーム企画後編として、スギアカツキ考案! 「簡単なのにヘルシー・ユニークなステイホーム料理」を8つご紹介したいと思います。買い出しの考え方は、前編「巣ごもり料理3日分をおいしくたのしく買いだめする簡単5つのコツ」を参考にしてみてくださいね。

◆①朝にグリルで焼き芋を焼く。(調理時間:15〜20分)
 ステイホームなら、朝急いで出かける必要はありません。仕事や家事、育児をしながら、グリルでさつまいもを焼いてみましょう。洗ったさつまいもを黒ホイルで包んで15分〜20分じっくり焼くだけ。とろける甘さの焼き芋が自宅で簡単に味わえます。

◆②ギリシャヨーグルトで濃厚に。ヘルシーバナナボウル(調理時間:2分)
 最も簡単に、ヘルシーな朝ごはんを食べたいなら、コチラ。バナナをスライスして、お好みのギリシャヨーグルト(高タンパク・低脂肪)とミックスナッツを合わせるだけですが、栄養バランスはかなり秀逸です。食欲がないときでも、優しくおいしく味わえます。

◆③マヨネーズが隠し味。余り野菜で「焼ビーフン」(調理時間:15分)
 冷蔵庫の野菜を整理したい時にオススメなのが、インスタントビーフンで作る焼ビーフン。乾麺に味付けがされているのですが、コクうまにするコツは、大さじ1のマヨネーズ。最後に加えて強火で仕上げるのが香ばしく仕上げるポイントです。これを作るたびに、「どうやって作るの?」と聞かれます。

◆④作りおきサラダ(1)カニカマと春キャベツのコールスローサラダ(調理時間:10分)
 我が家の冷蔵庫の定番となっているのが、爽やかな酸味が特徴の「コールスローサラダ」。柔らかくて甘みのある春キャベツとカニカマを適当なサイズに切り、市販のコールスロードレッシングで和えるだけ。気分によってレモン汁を加えたり、ちくわを加えたり、アレンジも無限大です。ボウルにたっぷり作って、冷蔵庫保存すれば、数日間おいしく味わうことができます。

◆⑤作りおきサラダ(2)キャロットラペ(調理時間:10分)
 作りおきサラダとしてもう一つオススメなのが、人参サラダ「キャロットラペ」。彩りもよく、栄養もバッチリなので、昼ごはんや夜ごはんの野菜メニューとして存在感のある一皿になることでしょう。

◆⑥豚肩ロースの濃厚グリル(調理時間:10分※漬け込み時間は除く)
 自宅で簡単に濃厚な味わいの肉料理を味わうなら、肉を漬け込んでシンプルに焼くのがオススメです。中でも私のオススメは、塩麹+ジャム(マーマレード、あんず、いちごのいずれか)。この肉料理を知ってしまうと、市販の味付け肉に戻れなくなります。

【作り方】
塩麹の分量は100グラムにつき小さじ2、ジャムは小さじ1を基本として、ビニール袋の中で揉み込むだけ。
☆常温なら2〜3時間、前日なら冷蔵庫で漬け込むと良いでしょう。

 豚肩ロースを厚めに切り、塩麹、マーマレード、ローズマリー(自宅で栽培)を合わせて漬け込むと絶品。

◆⑦エスニック風ゴロゴロ煮(調理時間:25分)
 お昼ごはんにガツンとスパイシーなものを食べたい時にオススメなのが、エスニック風の肉と野菜の簡単蒸し煮。

【材料】
使う野菜は、人参1本、じゃがいも2個、さつまいも1本、玉ねぎ1個。
肉は豚塊肉200gを一口大に切って醤油系ドレッシング大さじ1.5で下味をつけましょう。

【作り方】
(1)大きめの鍋にオリーブオイル大さじ2と生姜すりおろし(あれば)を加えて火にかけ、肉の表面を焼き、野菜を投入。
(2)ソース大さじ3、醤油大さじ1、カレー粉大さじ2を加えて全体を混ぜ、蓋をして15分ほど煮れば完成です。
☆こしょうや別のスパイス(ガラムマサラ、クスクス用スパイスなど)を加えるとさらに本格的な味わいに。

◆⑧鶏肉とチンゲンサイのクリーム煮(調理時間:25分)
 クリームシチューのルウを使って、いつもとちょっぴり違うメニューを作るなら、鶏もも肉とチンゲンサイの美味しさをたっぷり味わうクリーム煮がオススメです。定番よりもぐっとシンプルな味わいが、かえって洗練さを演出できます。

 また、次の日の朝にトーストと一緒に食べるのも美味。煮込みに使う野菜は、じゃがいも、玉ねぎのみ。チンゲンサイはレンチンで加熱したものを最後に添えると良いでしょう。牛乳や水の分量はルウの規定に従えばバッチリです。

<文・写真/スギアカツキ>
【スギアカツキ】食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12