使い分けを覚えよう。

 いつでも持ち運べて、小腹がすいた時に、罪悪感なく食べられる「栄養補助バー(以降、栄養バー)」がじわじわ人気となっているようです。すでに海外では。ナッツやドライフルーツ、穀物類をぎっしり詰め込んだ「ビューティーバー」や「エナジーバー」は定着していて、スーパーに行くと色とりどりのパッケージに心を奪われるほど。日本では国内モノも海外モノも手軽に選べるので、どれにしようか迷ってしまいますよね。

 そこで今回は、ダイエットや美容にはこう選べ!「栄養バーの賢い選び方」をご紹介したいと思います。

◆タイプ①エネルギーチャージ、全体的に栄養バランスを整えたい
→「総合栄養型」を選ぶ
 まずはじめに、食事の時間が不規則で、栄養バランスが乱れがちである人。これ1本で食事代わりにしてしまいたい! という人には、総合型タイプがオススメです。また、チョコレートテイストのタイプを選べば、お菓子を楽しむ感覚で味わうことができるでしょう。また、ちょっと小腹が空いた時にいつものお菓子の代わりにするのも賢明でしょう。

◆タイプ②ダイエットやキレイな身体づくりを目指したい
→「プロテイン重視型」を選ぶ
 続いては、美しいカラダや肌・髪を作りたい、エクセサイズと両立しながら「プロテイン」を気軽に摂取したいという人にオススメなのが、「たんぱく質(プロテイン)」を強化したタイプ。わかりやすいのは、大豆から作った「ソイジョイ(大塚製薬)」。私が個人的に最も愛用している商品で、低GI、グルテンフリー、植物性という3つのキーワードを満たしてくれる頼れる1本です。他メーカーからもプロテイン強化のバーは多く出ていますので、お好みのフレーバーや食感をコスパなどの視点でチョイスすると良いでしょう。

◆タイプ③野菜不足感、食物繊維不足を克服したい
→「野菜バー」を選ぶ
 続いては、料理はあまりしないけれど「野菜欲」を手軽に満たしたい、なるべくナチュラルなバーを探しているという人にオススメなのが、ミツカングループが作る「ZENB STICK(ゼンブ・スティック)」。普段捨てている皮や芯、種、さやなどを使って“野菜まるごと”の栄養を摂取できるコンセプトで作られたバーなんだそう。野菜由来の食物繊維がたっぷり摂れるのは嬉しいポイントで、玄米やキヌアのパフが使われているために、シリアルっぽい食べ心地です。

◆タイプ④オーガニックやスーパーフードから美容意識を高めたい
→「海外系オーガニック」を選ぶ
 最後にご紹介するのは、自身の健康・美容度を高めたい方やヘルスコンシャスなライフスタイルを満たしたい人にオススメのタイプ。オーガニックフルーツやナッツなどの原材料にこだわり、「モリンガ」や「ベリー」などのスーパーフードを取り入れたタイプが、バリエーション豊富に登場しています。お値段は少々お高め(1本300円前後のものが主流)ですが、自分のライフスタイルに取り入れることで意識が上がれば大成功。ビオセボンなどのオーガニック系スーパーや輸入食材店などでお気に入りの1本を見つけてみてください。

<文、写真/スギアカツキ>
【スギアカツキ】食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12