フェルスタッペン、ベッテルからイギリスGPの追突について謝罪を受ける「残念だが仕方ない」

フェルスタッペン、ベッテルからイギリスGPの追突について謝罪を受ける「残念だが仕方ない」

 F1イギリスGPの決勝レースの37周目、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルをオーバーテイクして3番手に浮上した。

 しかしその直後、ポジションを取り戻そうとしたベッテルは、あろうことかフェルスタッペンに追突。両車はランオフエリアに飛び出してしまうこととなった。

 フェルスタッペンはその後コースに復帰し、5位でチェッカーフラッグを受けた。またベッテルはマシンにダメージを負ってピットインしたこともあり、最終的には優勝したルイス・ハミルトン(メルセデス)から1周遅れの16位に終わった。なおこの責任を問われ、ベッテルには10秒のタイム加算ペナルティと、ペナルティポイント2が科せられている。

 両者は事故が起きた直後、無線でそれぞれもう一方を批判する発言をした。しかしレース終了後、ベッテルがフェルスタッペンのマシンに歩み寄り、何か言葉を交わし握手するシーンがオンボードカメラ映像で映し出された。

「彼はあそこで、ブレーキングの判断を誤ったのだと僕は推測している。でも、僕はすでに彼と話をした。彼はマシンから降りるとすぐに謝罪してくれたんだ。それで終わりだ」

 そうフェルスタッペンは語った。

「残念な出来事だった。でも今から何かを変えることはできない」

 前述の通り、クラッシュの直後にベッテルは、フェルスタッペンの”ディフェンス”に疑問を投げかけていた。しかしチェッカーを受けた後に無線で、自身の責任を認めた。

 ベッテルはレース後、クラッシュについての見解をメディアに対して語った。

「イン側が開くと思っていたんだ。でも、そうはならなかった。彼がコースの真ん中に移動するように見えたけど、彼は左側にとどまり、そして僕は近づきすぎてしまいクラッシュを避けられなかった」

 科せられたペナルティについて尋ねると、ベッテルは「それは大丈夫だ。だって僕のミスだったんだから」と語った。

 ベッテルとの接触でコントロールを失ったフェルスタッペンのマシンは、ソーセージ状の縁石に乗り上げて宙を舞い、グラベルまで弾き飛ばされた。しかしその場でリタイアとはならなかった。これについてフェルスタッペンは、ちょっとした驚きだったと語る。

「パワーステアリングに、多少の問題が起きた。だから完走を目指すのは、僕にとってはかなり大変な仕事だった。シートも浮き上がってしまっていたから、(マシンの中で身体が)たくさん動いてしまったんだ」

 そうフェルスタッペンは説明した。

「ディフューザーが壊れ、フロアも壊れた。パーツが落ちていくのが見えた。それは素晴らしいことじゃなかった」

「僕のマシンは、本来あるべき姿ではなかった。だから、5位になれて満足している」


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