レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、昨年12月に右肩の手術を受けた。亜脱臼を負っていた肩を治療するためだ。彼は2018年末にも左肩の脱臼癖を治すための手術を受けていたため、2年連続で同じような事態となった。

 2月初旬にはマレーシアのセパンサーキットで2020年最初のテストが行われるが、彼は回復状態が2018年に手術を受けた際よりも厳しいモノだと認めた。

「昨年より痛みは少ないけど、より問題が多いね」と、マルケスは言う。

「ドクターは肩を動かした時、肩の動きに影響を与える可能性があると注意してくれた。そこには多くの神経や筋肉があるからね」

「2週間前までは、僕は全く力が入らなくて、コップ1杯の水すら持ち上げることができなかった。でもここ数日で徐々に動くようになってきて、かなり改善してきた」

「朝に2時間、そして午後にさらに2時間のリハビリを行なっている。身体を改善しようと1日の殆どを費やしているんだ。常に開幕戦のことを頭に置いている。そこがデッドラインなんだ」

 しかし、マルケスはセパンテストには十分参加できると考えている。そして、開幕戦から全力でレースを行なえるようにすることを目指すと話した。

「昨年、僕はテストにギリギリ間に合うように(身体の)状態を取り戻した。今年も似たようなモノになるだろう。直近2週間は前進しているんだ。でもレイエス(スリーキングスデーとも呼ばれる。1月6日のこと)の前は、僕はちっとも楽観的には思っていなかったんだ」

「どんなシーズンになるかを今知るのは難しい。ただとにかく、肩のせいで何かが奪われることはないだろう」

「昨年は、最初の3〜4レースでは負荷を調整していた。今年は最初のレースから全力で行けることを願っている」