2018年からインディカーシリーズにフル参戦しているカーリン。3年目となる2020年シーズンはフェリペ・ナッセとセルジオ・セッテ・カマラを起用し、カーナンバー31のマシンをシェアさせる。

 共にブラジル人のナッセとセッテ・カマラはインディカー初挑戦。ふたりはまず、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行なわれるスプリングトレーニングに参加する。

 2015年と2016年の2シーズンにわたってF1で活躍したナッセは、その後は活動の場をアメリカに移し、IMSA ウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦していた。また彼はイギリスF3やGP2(現FIA F2)などにカーリンから参戦した経験がある。

 なお、ナッセは昨年7月にミッドオハイオでアロー・シュミット・ピーターソン(現アロー・マクラーレンSP)のインディカーマシンをテストしている。

 一方のセッテ・カマラは、ジュニアフォーミュラで実績を残してきた21歳。昨年のFIA F2ではコンスタントに上位でフィニッシュする安定感を見せ、ランキング4位となった。また彼も、2018年にカーリンの一員としてFIA F2を戦った経験がある。

 セッテ・カマラはセバスチャン・ブルデーに代わるデイル・コイン・レーシングのドライバー候補であると考えられていたが、結果的にそのシートには昨年スーパーフォーミュラでタイトルを争ったアレックス・パロウが収まった。

 ナッセとセッテ・カマラが17レースで行なわれる2020年のインディカーシリーズにおいて、どのようにマシンをシェアするのかは明らかになっていない。ただ、両者ともオーバルコースでのレースに参戦することを拒否していないことは確認されている。

 また、カーリンのもう1台のマシンにはマックス・チルトンが乗り込むことが決定している。ただ、インディ500を除くオーバルコースでの4レース(テキサス、リッチモンド、アイオワ、ゲートウェイ)では、別のドライバーが走ることとなっている。その候補はコナー・デイリーであり、現在交渉が進められているものとみられる。

 デイリーは既に、エド・カーペンター・レーシングのレギュラードライバーに決定しているが、オーバルのレースではチームオーナーでもあるエド・カーペンターにその座を譲ることになっている。