フェラーリは、2020年のF1を戦うニューマシン『SF1000』を、チームの拠点マラネロにほど近いレッジョ・エミリアにあるムニキパーレ劇場で発表。インターネット配信を通じて、全世界に披露した。

 マシンの名称は、シーズン中盤にチームがF1通算1000回目の出走を迎えることに由来して付けられたもの。なお、昨年のSF90はフェラーリ創立90周年にちなんだ名称だった。

 カラーリングは当然”赤”がベース。マットカラーに塗られたマシンには、チームのスポンサーであるフィリップ・モリスの『Mission Winnow』ロゴも掲げられている。

 ドライバーは、チーム在籍6年目を迎えるセバスチャン・ベッテルと、2年目のシャルル・ルクレールのコンビを継続する。

 昨年のフェラーリはオフシーズンのテストでは好調だったものの、シーズンに入るとメルセデスの優位を覆せず。夏休み後まで優勝がお預けとなってしまった。また、チームオーダーへの不満や同士討ちなど、ベッテルとルクレールのチーム内バトルが結果に悪影響を及ぼしてしまった場面もあった。

 ライバルたちから疑惑の目を向けられるほど、パワーユニットのパフォーマンス向上を果たしただけに、フェラーリは2020年も間違いなくタイトル争いに絡んでくるはず。さらなる改善を目指して、エンジンは大幅に変更されているという。昨年の弱点だった空力面も、ダウンフォース増加を目指して開発が進められてきたようだ。

 フェラーリはメルセデスの7年連続ダブルタイトル獲得を阻み、2007年のキミ・ライコネン以来となるチャンピオンを生み出すことができるのか。チーム代表のマッティア・ビノットがうまくチームをまとめられるかどうかにもかかってくるだろう。