2月12日(水)、レッドブルは2020年のF1を戦う新車『RB16』を発表した。

 2019年から、ホンダのパワーユニットを搭載しているレッドブル。新たなパートナーとの移行期間と位置付けていた昨シーズンにマックス・フェルスタッペンが3勝を挙げ、ランキング3位を獲得した。そして2020年は、”本格的にタイトル争いができるシーズン”だとチームは捉えている。

 そのフェルスタッペンは、チームとの契約を2023年まで延長。レッドブル、ホンダとともに自身初のチャンピオンを目指す姿勢をはっきりと示した。なお、9月30日に23歳を迎えるフェルスタッペンが2020年のチャンピオンに輝いた場合、セバスチャン・ベッテルが持つ史上最年少チャンピオン記録(23歳134日)を更新することになる。

 フェルスタッペンのチームメイトは、アレクサンダー・アルボンが務める。ルーキーながら昨シーズン途中にトロロッソから昇格し、安定した成績を残した。2年目の2020年は、レッドブルに定着し持ち味を発揮できるか、試されるシーズンとなるだろう。

 マシン開発の面では、開幕直後から勝利を目指すことができるよう、例年よりも準備を前倒しで進めているという。RB16はRB15の”進化”版だと言われており、弱点の克服と長所をさらに強化することを狙っているようだ。

 その影響なのか、ここ数年はテスト用カラーリングでのマシン発表が続いていたレッドブルだが、RB16はマットな紺色をベースとしたお馴染みの”レッドブル・カラー”でのデビューとなった。

 昨年はホンダが積極的な開発方針を採ったことにより、グリッド降格を受けるシーンがあったが、パワーユニットの信頼性に関するトラブルはほとんどなかった。チームの狙い通り、うまくスタートダッシュを決めることができれば、メルセデスやフェラーリとのタイトル争いが期待できるシーズンとなるに違いない。

 レッドブルは、発表されたばかりのRB16をシルバーストン・サーキットで早速シェイクダウンし、バルセロナで2月19日から行なわれる公式テストに向けて準備を整える。