2020年のF1第4戦に予定されていた中国GPは、新型コロナウイルスの蔓延による影響を受け、開催延期が正式決定された。

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国。その影響は大きく、様々なイベントの中止・延期が決まっている。モータースポーツも例外ではなく、フォーミュラEの三亜ePrixの延期に続き、4月17日〜19日に開催される予定だったF1中国GPの延期が正式に発表された。

 イベントを延期するという中国GPプロモーターからのリクエストが受け入れられた形で、声明でFIAとF1は次のように述べている。

「健康への懸念が続いた結果、世界保健機関(WHO)がコロナウイルスを健康上の国際緊急事態だと宣言したため、FIAとF1はスタッフや参加者、ファンの健康と安全を確保するためにこれらの措置を講じた」

「FIAとF1はチームやプロモーター、中国自動車連盟(CAMF)、地方自治体と緊密に協力して、状況を監視し続けている」

「状況が改善された場合、全ての関係者は代替開催の実行可能性を調査するために、適切な時間をかける」

 中国GPは開催中止ではなく、代替日程の検討が進められている。可能性のひとつとして、最終戦アブダビGPの日程を変更し、11月下旬に中国GPを開催するというプランがあるようだ。

「中国GPは長年F1カレンダーの重要な部分を占めており、情熱的なファンが大勢訪れていた」

「FIAとF1コミュニティは、できるだけ早く中国でレースをすることを楽しみにしており、困難な時期を過ごしている中国の人々の幸福を祈っている」