世界中でコロナウイルスの感染拡大が止まらない。アメリカでは、3月に入って感染者が急増。政府発表によると、22日の時点で感染者が3万人を超えたという。

 米自動車メーカーの”ビッグ3”であるゼネラルモーターズ(GM)、フォード、クライスラーはいずれも、自動車の生産を停止している。そんな中、GMはベンテック・ライフ・システムズによる人工呼吸器の増産をサポートするようだ。

 同じくコロナの感染が広がっているイギリスでは、国内に拠点を置くF1チームが同様に人工呼吸器製造をサポートしている。

 リリースによれば、ベンテックは「GMの物流、購買、製造の専門知識を活用して、極めて重要な人工呼吸器を増産する」という。

 対コロナウイルスの民間団体である『StopTheSpread.org』もこの取り組みに関わっており、米国全体のビジネスリーダーや政府からの支援を取りまとめている。

 GMのCEOであるメアリー・バーラは、次のように説明した。

「私たちはベンテックと緊密に連携して、非常に重要な呼吸器製品の生産を迅速に拡大し、コロナウイルスのパンデミックに対する我が国の戦いを支援しています。私たちは、この危機に役立つ方法を探り続けます」

 ベンテックのCEOであるクリス・キプルは、「GMの支援により、ベンテックは人工呼吸器の生産量を増やす」と述べた。

「彼らの専門知識を活用することで、より多くの呼吸器をより多くの病院に迅速に届けることができる。このパートナーシップは命を救うのに役立つ」

 StopTheSpread.orgは、次のように声明を発表した。

「GMとベンテック・ライフ・システムズのパートナーシップに感謝している。これにより、ベンテックは重要な呼吸器製品の生産を大幅に拡大できるようになる。これは、コロナウイルスの拡散によって脅かされている医療システムに安心をもたらす重要なステップだ」

「このウイルスは、無数のアメリカ人の命を危険に晒し続けているため、我々はビジネスコミュニティの団結に取り組んでいる。この危機を乗り越えられるかどうかは、政府と民間がどれだけ協力できるかにかかっていると考えている」