急きょ中止となったスーパーGT富士公式テストについて、シリーズを運営するGTアソシエイションの坂東正明代表が、プレスリリースでコメントを発表した。

 今年初めから世界中で感染が拡大している新型コロナウイルス。今夏に開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックの延期が決まった他、今週に入って東京都内での感染者急増が確認されていることから、26日から27日にかけて首都圏を中心に今週末(3月28〜29日)の外出及び移動の自粛要請が各行政から出された。

 すでに今週末のテストに向けて、各チームはファクトリーからマシンや機材を搬出。その一部はすでに富士スピードウェイに到着している状態だった。しかしGTAは行政から外出自粛要請が出ていることを踏まえ、開催前日という直前のタイミングでのテスト中止という“苦渋の決断”を下した。

 GTAの坂東正明代表はプレスリリースで中止に至った経緯を語るとともに、開幕を楽しみにしているファンのために引き続き準備を進めていくことを明らかにした。

「感染防止、行政による外出自粛要請を踏まえ、苦渋の決断ではありますが、この度の無観客テストの中止を決定いたしました。日頃よりSUPER GT を心から愛してくださっているファンの皆様にも今回の決定をご理解頂ければ幸いです。開幕を心待ちにしてくださるファンの皆様のために、関係者一同、引き続き準備を進めて参ります。夢と感動を与えられる SUPER GTを安全・安心な形でお見せできる日まで、どうかご協力とご声援を賜りますようお願い致します」