フェラーリはマラネロとモデナの工場で5月8日(金)からフル生産することを決定。5月4日(月)からは「インスタレーション・ラップ」と名付け、徐々に生産を再開すると共に、従業員を対象に安全教育を実施するとした。

 イタリアは欧州各国の中でも非常に新型コロナウイルスの感染が広がっていたが、徐々に感染者数、そして死者数は減少傾向を見せていた。4月末には、ジュゼッペ・コンテ首相が3月初頭から実施されていたロックダウンを段階的に緩和するという新たな方針を発表していた。

 フェラーリのマラネロとモデナの工場も、新型コロナウイルスの感染拡大により一時的に閉鎖されていた。しかし、こうした規制緩和の動きに従って生産再開に向けた準備を進めることになった。

 ただ、従業員が安全に作業できるよう、各作業エリアの入り口でチェックを行うと共に、個人防護具を支給するなど、作業エリアを共有する際のルールを設定するという。また作業復帰に際し、任意で血清学的テストを受けることができるという。

 フェラーリはこれらを従業員に徹底させるため、5月4日から安全教育を実施。生産を開始する前に、従業員を対象とした研修会を行ない、健康上のリスクを避けるために必要な、最善の予防策を学んでいくという。

 なおテレワークが可能な活動については、今後も数週間にわたって継続していくとしている。