新型コロナウイルスの影響で2019-2020シーズンが中断されているフォーミュラEだが、7月11日(土)に予定されていたニューヨークePrixと、7月25日(土)、26日(日)に予定されていたロンドンePrixのキャンセルを発表した。

 ロンドンePrixの会場であるExCeLセンターは現在、臨時病棟として4000床を超えるベッドを提供しており、新型コロナウイルスのパンデミックによる医療崩壊を食い止めることに貢献している。

 また、ブルックリンにあるニューヨークePrixの会場も、一時的な新型コロナウイルスの治療施設として転用されているようだ。

 フォーミュラE側は上記2イベントの延期を目指して話し合いを進めていたようだが、最終的にこれらはキャンセルとなり、延期されないことが発表された。これにより、2020年3月以降に予定されていた2019-2020シーズンのレース全ての中止または延期が決まったことになる。

 フォーミュラEの広報担当者は次のように述べている。

「フォーミュラE選手権のレース会場であるExCeLセンターは、臨時の病院として準備され、新型コロナウイルス対応の一部として引き続き使用されている。そのため、ロンドンePrixはキャンセルとなった」

「フォーミュラEとFIAは、この危機の間に施設を転用することを支持している。ただ、それに伴いイベントの運営準備において必要な時間を確保することが難しくなったため、ロンドンのこの会場でレースを開催することはできなくなった」

「我々の最優先事項は、スタッフ、チーム、マニュファクチャラー、パートナー、そしてドライバーやファン、さらに開催地の市民など、レースに関わる全てのコミュニティの健康と安全を守ることだ。我々はレースオーガナイザーや関係当局とのパートナーシップを維持し続けており、2021年にロンドンでフォーミュラEを開催するために緊密に連携できると考えている」

 フォーミュラEは現在、イギリスの常設サーキットにてレースの開催が可能かどうかを模索している。motorsport.comの調べによると、フォーミュラEはシルバーストン、ブランズハッチ、ドニントン・パークなどと交渉しているようだ。