インディカーシリーズは、6月6日に予定されているテキサス・モータースピードウェイでの「Genesys 300」から2020シーズンを開始することを発表した。

 本来は3月中旬に2020シーズンが始まっている予定だったが、世界中で新型コロナウイルスが流行し始めたのを受けて、インディ500を含めた5月いっぱいのスケジュールが延期や中止になることが決まっていた。

 レースができない状況が続く中、何とかファンにモータースポーツを楽しんでもらおうと、インディカーはレーシングシミュレータの「iRacing」を使用したバーチャルレースを開催。合計6レースが開催されたが、5月2日の“バーチャル”インディアナポリス戦で終了することが発表された。

 これについては、各チームが本格的に実際のシーズン開幕に向けた準備に取り掛かるためなのではないかと見られていた。今回の発表により、初戦に向けた準備も急ピッチで進んでいくものと思われる。

 アメリカでは一部地域で外出制限が緩和され始めており、すでにNASCARは5月17日にレースを再開する方向で動き始めている。とはいえ新型コロナウイルスの脅威は完全に拭い去れたというわけではなく、インディのテキサス戦は無観客で開催されることも同時にアナウンスされた。

 舞台となるのはテキサス・モータースピードウェイの1.5マイルオーバル。これを決勝では200周で争われる。スケジュールも1日に短縮され、当日は午後1時30分から2時間のフリー走行を行ない、予選は午後5時から、その後午後8時45分に200周のレースがスタートする。また、インディカーとTMSに立ち入る全ての競技参加者と関係者を保護するため、スタッフの総数を制限する厳格なアクセスガイドライン、健康診断システム、個人用防護具の提供、ソーシャルディスタンスを守るためのガイドラインなどが用意される。

 なお、以降のスケジュールは4月6日に発表された改訂版カレンダーに沿って進められていくという。