レーシングポイントのチーム代表を務めるオットマー・サフナウアーは、チームが新たなオーナーを迎え資金の問題が解決した後も、予算とスタッフの規模という点で依然として最小のF1チームだと語った。

 フォースインディアは2018年の夏休み前に破産申請を行ない、これをローレンス・ストロール率いる投資家コンソーシアムが救済。フォースインディアに代わり、レーシングポイントとして新たにF1にエントリーした。

 それ以来、チームはシルバーストンに新たなファクトリーの建設を開始するなど、大幅な拡張を開始。また、オーナーのローレンス・ストロールがアストンマーチンの大株主となったことで、2021年にはアストンマーチンF1チームとして再ブランディングされることになる。

 しかし、motorsport.comの独占インタビューに応えたサフナウアーは、チームの規模と予算は未だ全チームの中で最小クラスだと話した。

「ローレンスが参入し、我々により大きな予算をもたらした。非常に多額のお金だ」

「だが予算が大幅に増えても、例えば3、4割増えたとしても、予算は(F1チームの中で)最小で、ピットレーンにいるスタッフの数も最も少ないと信じている」

「我々はまだ最小のF1チームだ。ハースの設計と製造作業は、大部分がダラーラによって行なわれており、人員はハースの方が少ないかもしれない」

「しかし同等の作業をするなら、我々の方が小さいチームだと思う」

「より多くのリソースを得て、さらにいろいろなことができるようになったが、これまでの良さである”効率性”を失わないようにしなくてはいけない」

「我々はまだ、あらゆる支出について精査をしている。ただより多くのお金を使うようになっただけだ」

 新型コロナウイルスの影響により、レーシングポイントの拡張計画に影響はあったか訊かれ、サフナウアーは次のように述べた。

「すでに開始されている拡張プロジェクトのいくつか、製造能力の強化は、現在保留されている」

「誰も仕事をしていないからね。いつ戻れるかも分からない。5月末だろうか? 5月中旬かもしれない。3月中旬から2ヵ月、全てが少し遅れている」

「我々はまだ、圧縮された2020年シーズンがあることを願っている。つまり、我々はその圧縮されたシーズンで能力を最大限に発揮できるように、全力で取り組むことを意味する」

「それにより、進行中のプロジェクトに少し遅れが生じる可能性もあるが、キャンセルはされておらず、延期となっている」