2度のF1王者であるフェルナンド・アロンソは一度はF1から離れたものの、ルノーと2021年からの2年契約を結び、F1に帰ってくるようだ。

 早ければ、水曜日(7月8日)にも正式発表が行なわれると見られている。

 アロンソにとって、ルノーは2003年から2006年、そして2008年から2009年に在籍した古巣。2005年と2006年にはチャンピオンに輝いている。

 2018年限りでF1を離れた彼は、その後インディ500やWECに挑戦。ダカール・ラリーにも参戦した。今年も、アローマクラーレンSPと共に8月のインディ500を戦う予定となっている。その間、彼はF1復帰の可能性について否定していなかった。

 マクラーレンへと移籍するダニエル・リカルドに代わるドライバーを探していたルノー。この10年で大きく変わったチームだが、スポーティングディレクターのアラン・パーメインなど、アロンソと旧知の仲であるスタッフも多く残っている。ルノーのテクニカルディレクターを務めているパット・フライとも、マクラーレンやフェラーリ在籍時に共に仕事をしたことがある。

 ルノーのマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、F1開幕戦オーストリアGPで、2021年のドライバーについて、大物との交渉は認めたものの詳細は明かしていなかった。

「我々には速いドライバーが必要だ。ルノーのプロジェクトを理解し、受け入れるドライバーが必要なんだ」

「我々のチームの性質は非常に明確だ。F1の中でも我々は少しユニークなチームだが、同時にまだ若いチームであり、チームを作っている最中なんだ。特に昨年のように、苦戦するときもある」

「だから、我々にはそれを全て理解できる人材が必要だ。我々が取り組んでいる仕事や努力、我々の倫理といったモノの価値を理解できる人が必要なんだ。ダニエルがそれを理解できてないと言っているのではない。私は今後について話をしているんだ」

「我々は何人かと話をしている。何人かのビッグネームや、それよりも知られていないドライバーとも話をしている。時間をかけて、我々がどんなチームなのか、我々のチームに参加する上で彼らがなにを求めているかといった点で、適切な調整をしていく」

 アロンソのチームメイトになる可能性について、エステバン・オコンはオーストリアGPで次のように語っている。

「僕はフェルナンドと素晴らしい関係を作っている。僕が唯一、ドライバーとヘルメットを交換したことがあるのは彼となんだ」

「彼はミハエル(シューマッハー)と一緒で、当時の彼のバトルは僕がこのスポーツを愛するきっかけになった。彼がチームに加わるかどうかは分からないけど、彼が復帰するなら僕はハッピーだ」