F1第3戦ハンガリーGP開幕目前の7月16日(木)、ウイリアムズのジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィは、2021年も同チームに残留することを明らかにした。

 メルセデスのジュニアドライバーであるラッセルは、2019年のF1デビュー時にウイリアムズと2021年までの3年契約を交わしているが、一時はメルセデスが2021年に向けてその契約を買い取るのではないか、との憶測もあった。

 しかしながら、バルテリ・ボッタスがは来季もメルセデスに残留することでチームと基本合意した模様。6度のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンの残留も確実であることから、ラッセルのメルセデス昇格は厳しい状況となっていた。

 そんな中、ラッセルはハンガリーGPを前にした木曜記者会見の中で、2021年もウイリアムズに残ることを明らかにした。

「僕は2021年もウイリアムズに残る。昨年から立て直して、今年どういう結果になるのか期待しているんだ」

 そう語ったラッセル。デビューイヤーには他チームより大きく劣るマシンに苦しみながらも、チームメイトのロバート・クビサに予選で全勝し、今季も雨の中行なわれた第2戦シュタイアーマルクGP予選でチームにとって2年ぶりのQ2進出を成し遂げるなど、印象的なパフォーマンスを見せているが、メルセデスの今回の決断には気を落としていないようだ。

「メルセデスには全く失望していない」とラッセルは言う。

「彼らにできることはこれ以上なかった。クレア(ウイリアムズ/チーム副代表)は僕を手放さないという確固たる意志を持っていたし、何より僕はまだウイリアムズとの契約が残っているから、その決断を尊重しなければいけないんだ」

「だから僕は今年も来年も、ウイリアムズのためにできることなら何でもする。その先のことは分からないよ」

 また、今季F1デビューを果たしたラティフィも、チームに残留することを明かした。彼もラッセル同様、デビューイヤーからの3年契約を結んでいると見られている。