アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、イモラのエンツォ・エ・ディノ・フェラーリ・サーキットで開催されているF1エミリア・ロマーニャGPの予選で、トップ3に次ぐ4番グリッドを獲得した。これはガスリーにとって、F1での予選最高成績タイ記録となる。

 アルファタウリはシーズン開幕前、このイモラでフィルミングデーを実施。ガスリーとチームメイトのダニール・クビアトは、レギュレーションで許された上限である100kmを、最新マシンAT01で走行した。またチームは2年落ちのトロロッソSTR13もサーキットに持ち込み、走行を行なった。2年前のマシンであれば走行制限はなく、好きなだけ走ることができる。

 ガスリーとクビアトは、エミリア・ロマーニャGPのフリー走行から速さを発揮。そして前述のとおり、ガスリーが予選4番手を手にした。また、クビアトも8番グリッドという好位置につけている。

 アルファタウリは、グランプリ前にイモラで走行した唯一のチームである。しかしガスリーは、そのテストが予選で好結果をもたらした秘訣だったわけではないと語った。

「ここに来たのは、確かに良い決断だった」

 そうガスリーは語った。

「でも、走ったのはわずか15周だったし、今日僕らが走ったペースからは、大きく遅れていた。だから、今回のような結果に繋がるようなものではなかった。それでも、コースのレイアウトや縁石について知ることができたのはよかったと思う」

「今回の結果は、おそらくいろんなことが重なり合ったモノだと思う。実際に、フリー走行でコースインした直後から、フィーリングはよかった」

「ポルティマオ(ポルトガルGP)を含め、直近数レースの結果をうまく繋げられている。そして、このパッケージはこのコースでうまく機能しているみたいだ」

「今日は風がまったくなかった。そういう状況では、このマシンはうまく機能しているみたいだ。そして僕らは、良いラップを走ることができた。Q1もQ2も、そしてQ3もそうだ」

「中団グループは、すごい接戦だった。でもなんとかその中でトップに立つことができた」

 来シーズンもアルファタウリで走ることになったガスリーは、チームが今シーズンを力強い形で終わらせることを期待している。

「チームとしても、そして僕としても、常に良い結果を得ることができると思う」

 そうガスリーは語った。

「だから今年の終わりまでのあと5レースで、できる限りのポイントを獲得したいと思っている。今年はここまで、とても良い形で過ごすことができていると思う」

「来年はマシンが大きく変わることはないから、できるだけ良い位置で今季を終わらせるのが重要だ。だから、パフォーマンスを向上させるためにできることは、来年に向けてとても有益なんだ」

「それができるかどうかが鍵になると思うし、チームとしてはとてもうまく機能している。中団グループの戦いは非常に僅差なので、細かいことが大きな違いを生むんだ」

 現在コンストラクターズランキングでは、アルファタウリは77ポイントを獲得して7番手。6番手のフェラーリとはまだ16ポイントという大きな差がある。その前をいくルノーとは、43ポイントの差だ。

「現時点で、チーム(コンストラクター)のチャンピオンシップでの差はかなり大きい。でも、来年の戦いに向けて、できる限りの形で準備することが重要だ。その仕事は、明らかに毎週末続けていかなきゃいけない」