2月2日のデビュー記念日に、初コンサートと同じ中野サンプラザで歌う氷川きよし 撮影/廣瀬靖士

「この大切な場所・中野サンプラザでのコンサート、そして氷川きよしが誕生した2月2日のデビュー記念日に、ようこそお越しくださいました!」

 茶髪にピアス、イケメンなのに礼儀正しい。2000年の2月2日、『箱根八里の半次郎』でデビューするやいなや、ミリオンヒット。デビュー5か月で初コンサートを行った同じステージに、きよしくんが再降臨。

「Kiiとして歌っていきたいな」

「20年前の今日は、レコード会社でひたすらCDにサインを入れ、帰宅後は部屋でじーっとしていました。全然華やかじゃなかったです(笑)。

 だけど、こんなにたくさんのお客様に支えていただき、今日の日を迎えられました」

 ステージに運ばれた特製ケーキの真ん中には、なぜか栗まんじゅうが2個。不思議顔のきよしくんに、“満20年”にちなんでいることが明かされると、

「本当だ、へえ〜。かわいい☆ ありがとうございます! みなさんのおかげです。20年、やめなくてよかった」

 確実なキャリアを重ね、最近は大御所扱いされることも増えたという。

「だから1回ゼロに戻して。21年目はゼロからのスタート。

 新生・氷川きよしとして、Kiiとして。母から生まれたときのような真っ白な思いで歌っていきたいなと思って、新曲は『母』にしました」

 大みそかの『NHK紅白歌合戦』で披露した衣装での『限界突破×サバイバー』あり、話題の『ボヘミアン・ラプソディ』あり。演歌を主軸に、変幻自在の全23曲を熱く歌い上げた。

「次の節目は25周年っていいますけど、そんなことよりも、1日1日を大切に感謝して。毎日楽しく、自分らしく。世の中に必要なものは、愛と歌と平和。そんな思いをすべて歌に込めて、氷川きよしは歌い続けていきたいと思います!」