G1アーカンソーダービー(Div1)で重賞初制覇を飾り、デビューから無傷の3連勝としたシャーラタンの馬主関係者が、ケンタッキーダービーの開催延期は追い風と受け止めている。米競馬メディア『bloodhorse.com』が現地4日付けで報じた。

 シャーラタンが制したアーカンソーダービーは、新型コロナウイルス禍により当初の4月11日から5月2日に開催日が変更となり、分割開催になったことで賞金も100万ドルから各50万ドルへ減額された。

 シャーラタンは複数のオーナーグループが共同所有しているが、このグループは3戦3勝(重賞2勝)のオーセンティックも所有しており、KYダービーに向けた争いで2番目に大きな勢力を形成している。

 共同所有者の1つで、スターライトレーシングのJ.ウルフ氏は「もしスケジュール通りでも彼はアーカンソーダービーをクリアできたかもしれないが、それにより短い間隔で迎える4戦目がKYダービーとなるところだった。好意的に見れば、より多くの時間がこの馬にもたらされた」と、シャーラタンには救いとなったと受け止めている。

「そうはいっても、オーセンティックには持ち点があり、今か今かと(KYダービーを)待ち望んでいる。救われる馬もいれば、そうではない馬もいるということ。実際のところ、私はシャーラタンが現在よりも良くなる時間を得たと思っている」と、シャーラタンが得る利益を優先的に見る考えを明かしている。

 シャーラタンはアーカンソーダービーを勝ったことによって100点を獲得し、KYダービーの出走ポイント争いで4位に浮上。オーセンティックは3月7日のG2サンフェリペステークス勝ちによる60点で8位につけている。