現地4日に迫った英ダービーに2010年の英ダービーと凱旋門賞を制したワークフォースの半弟エミッサリーが出走することになった。同馬を管理するH.パーマー調教師にとっては初の英ダービー挑戦となる。

 エミッサリーはキングマン産駒で、兄のワークフォースと同じくアブドゥラ殿下が所有。昨年10月にウルヴァーハンプトン競馬場のオールウェザー戦でデビュー勝ちしたが、それ以来の3歳初戦となった6月14日の前走ではグッドウッド競馬場のリステッドでクビ差の2着に敗れ、ここまで2戦1勝の戦績を残している。

 アブドゥラ殿下のレーシングマネージャーを務めるT.グリムソープ氏は「この異例な年なら、我々としてはサイコロを振らなければならない」「彼はキングマン産駒だが半兄のワークフォースはキングズベスト産駒だったから、どちらにせよ見てみないと」と、ともに父親がマイルG1馬の血統背景を挙げつつ賭けの意味もあることを示唆。

「スタミナには限界があるだろうが、彼はグッドウッドのほぼ12ハロンの距離をこなした」「彼は馬場不問だから、その辺のことは心配にならない」と大一番へ目途が立っていることを明かしている。