先週、開幕したジャパンラグビートップリーグ。第2節となる1月18日(土)。愛知・豊田スタジアムでは、トヨタ自動車ヴェルブリッツ(昨季4位)とパナソニック ワイルドナイツ(6位)の、ともに優勝を狙う強豪チーム同士が激突する。

豊田スタジアムでは、昨年のワールドカップ以来の試合であり、しかも地元のトヨタ自動車が登場、さらに両チーム合わせて、ワールドカップ戦士が14人が出場することもあり、4万5000人収容のスタジアムがほぼ完売状態だという。

そのため、2018年9月1日に記録した、トヨタ自動車vs.サントリーサンゴリアスのトップリーグの歴代最多入場者(3万1332人)を抜く見込みだという。それでは両チームの出場予定メンバーを見ていきたい。

まず、地元のトヨタ自動車。開幕戦で昨シーズン3位のヤマハ発動機ジュビロと対戦し、スクラムで劣勢となるものの、素晴らしい攻撃を見せた。

ただ、試合は29-31と惜敗。7点差以内の負けで、勝ち点1を獲得したものの、開幕戦で痛い星を落としてしまった。

優勝するには連敗は何としても避けたいトヨタ自動車、3番PR(プロップ)を日本代表の木津悠輔から、帝京大学出身の新人・淺岡俊亮へと、前節から1名の交代にとどめた。

開幕戦でも得意のジャッカルを決めたキャプテンのFL(フランカー)姫野和樹、ニュージーランド代表の前キャプテンNO8(ナンバーエイト)キアラン・リード。

また、日本代表SH(スクラムハーフ)茂野海人、判断力とスキルに長けた南アフリカ代表FB(フルバック)ウィリー・ルルー、昨シーズンのトップリーグ新人王CTB(センター)岡田優輝らは引き続き先発する。

淺岡以外にも、帝京大学出身LO(ロック)秋山大地、立命館大学出身FL(フランカー)古川聖人、明治大学出身のWTB(ウィング)高橋汰地の新人3人も前節に続いての先発出場となった。

リザーブのPR吉田康平、LOジェイソン・ジェンキンス、CTBクリントン・スワートが今季初のメンバー入りとなった。

キャプテンのFL姫野は「パナソニックを倒すことしか考えていない。豊田スタジアムでは(今季)1試合しかないので、たくさんのホームのファンに喜んでもらえるように、チームとしても勝ちにこだわってやっていきたい」と満員のホームでの必勝を期した。

一方、昨シーズンは6位に終わったものの、2015年度以来の5度目の優勝を狙うパナソニック。

開幕戦は昨シーズン7位のクボタスピアーズを相手に日本代表WTB(ウィング)福岡堅樹の2トライを含む4トライをあげて34-11と快勝。3トライ差以上のボーナスポイントも獲得し、勝ち点5と好スタートを切った。

日本代表メンバーは、新キャプテンのHO(フッカー)坂手淳史、PR稲垣啓太、ヴァルアサエリ愛、WTB福岡の4名が先発し、リザーブにはHO堀江翔太、SO(スタンドオフ)松田力也と6名並ぶ。

さらに世界最高峰のLO、オールブラックスのサム・ホワイトロック、優勝した南アフリカ代表中心選手だった、突破力に長けたCTBダミアン・デアリエンディが先発。

控えにオーストラリア代表のボールハンターのFLデービッド・ポーコックといったワールドカップで活躍した選手計9名がメンバー入りした。

さらに帝京大学出身のルーキーWTB竹山晃暉、安定感あるプレーを見せた元日本代表FB(フルバック)野口竜司など、23名全てが先週のクボタ戦と同じメンバーで臨む。

両者の直近の対戦は、2018-19シーズンのリーグ総合順位決定トーナメント1回戦で、その時はトヨタ自動車が31-27で接戦を制しており、昨年1月のカップ戦順位決定トーナメント1回戦でもトヨタ自動車が、22-15と勝利し連勝している。

ワールドカップの勢いのまま日本代表と世界のスターを数多く揃えるパナソニックが開幕2連勝となるか。それともホームの大声援を力に欠けてトヨタ自動車が今季初白星を挙げるか。

トップリーグ序盤だが、優勝を占う上でも大事な一戦になることは間違いない。互いに負けられない一戦は、1月18日(土)午後1:00に愛知県・豊田スタジアムでキックオフされる。

文:斉藤健仁

ジャパンラグビートップリーグ2020

【ハイライト】パナソニック ワイルドナイツ vs. クボタスピアーズ