現地時間の5月10日にPPVマネー・イン・ザ・バンクが開催される。新型コロナウイルス対策のため、WWEでは3月中旬からTV及びPPVイベントは、一部の例外をのぞいてフロリダ州オーランドにある選手育成施設WWEパフォーマンス・センターで無観客開催されてきたが、マネー・イン・ザ・バンクはなんと、コネティカット州スタンフォードにあるWWE本社が舞台となる。

レッスルマニア36でWWE王者となったドリュー・マッキンタイア

 大会名ともなっているマネー・イン・ザ・バンク・ラダーマッチは2005年のレッスルマニア21で初めて行われた、WWEを代表する試合形式。通常6人の参加者が天井からブラ下げられたブリーフケースを奪う、立体的かつスリリングな試合形式で、ブリーフケースの中には「いつでもどこでも希望の王座に挑戦できる権利書(1年間有効)」が入っている。2010年まではレッスルマニア限定で行われていたが、同年7月に大会のテーマとしてPPVに昇格。2017年からは女子にも解禁され、これまで24試合行われてきた。

 今年のマネー・イン・ザ・バンク・ラダーマッチにエントリーされたのは、男子はレイ・ミステリオ、アリスター・ブラック、ダニエル・ブライアン、キング・コービン、オーティス、そしてレッスルマニア36でジ・アンダーテイカーに埋葬されたものの、見事に復活を遂げたAJスタイルズ。女子はASUKA、シェイナ・ベイズラー、ナイア・ジャックス、デイナ・ブルック、レイシー・エバンス、カーメラ。実力者が顔をそろえ、混戦が予想されるが、男子ではブライアン、コービンが勝利経験者である。女子では勝利経験者のカーメラのほか、ASUKAが初出場ながら、近い試合形式であるTLCマッチで勝利経験がある。なお、この2試合は同時スタートとなる。


レッスルマニア36でのブラウン・ストローマン

 レッスルマニア36でブロック・レスナーを撃破してWWE王者となったドリュー・マッキンタイアはセス・ロリンズ相手に防衛戦。救世主を自称する思想派との一戦で、マッキンタイアは新王者としてあらゆる面から査定されることになるだろう。

 同じくゴールドバーグを破ってユニバーサル王者となったブラウン・ストローマンはブレイ・ワイアット相手に防衛戦。ワイアットはザ・フィーンド(悪霊)のワイアットではなく、ファイアーフライ・ファンハウスの住人のワイアット。かつてワイアットがカルト集団の教祖としてワイアット・ファミリーを率いていた際、ストローマンはその忠実な信者だった時期がある。両者とも立場とキャラクターを大きく変えて向かい合うことになった。

 そのほか、ベイリーvsタミーナのSMACKDOWN女子王座戦、ニューデーvsザ・ミズ&ジョン・モリソンvsフォーガットン・サンズvsルチャハウス・パーティーのSMACKDOWNタッグ王座戦がラインアップ。WWEの名物PPVにして、壮大なWWE本社見学ツアーともなりそうなマネー・イン・ザ・バンクは、JSPORTSオンデマンドで!