大雪被害で話題の「信越本線」 実は3分割されてるって知ってた?

「雪で立ち往生 乗客、一晩車内で過ごす」。JR信越本線で2018年1月11日、新潟県三条市にある東光寺−帯織駅間の踏切で、大雪のため進めず、乗客が車内に待機する事態が発生した。

ところでこの信越本線、新潟県だけでなく、群馬県と長野県にも存在する。篠ノ井駅と長野駅を結ぶ区間、高崎駅と横川駅を結ぶ区間だ。いったいなぜ3つの信越本線があるのか。

Jタウンネット編集部作成

北陸新幹線開業で3つになった

歴史をさかのぼると、信越本線は元来、群馬県・高崎駅を起点とし、長野駅などを経由して新潟駅を結ぶ路線だった。官制鉄道(国鉄)だった高崎―直江津間に加え、北越鉄道(私鉄)直江津―新潟間の国有化によって、1907年に開業した。

その後、国鉄からJR東日本の管轄になっても路線名は変わらなかったが、1997年に転機が訪れた。長野新幹線(現・北陸新幹線)の高崎駅―長野駅開業に合わせ、難所として知られていた「碓氷峠」を含む、横川―軽井沢駅間が廃止された。

また、新幹線開業にともない、並行する軽井沢―篠ノ井(しののい)駅間は、しなの鉄道「しなの鉄道線」として第三セクター化された。これにより、信越本線は高崎―横川間と、篠ノ井―新潟に2分割された。

2回目の分断は、それから18年後の2015年3月。北陸新幹線が金沢まで延伸され、長野―直江津駅間もまた「並行在来線」となったのだ。

長野―妙高高原駅間は、しなの鉄道「北しなの線」、妙高高原―直江津間はえちごトキめき鉄道「妙高はねうまライン」となり、JR信越本線は高崎―横川、篠ノ井―長野、直江津―新潟間と、現在のような3区間に別れた。

なお、今回雪で立ち往生となった東光寺―帯織駅区間は、新潟−直江津駅区間の間にある。

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