静岡人、お茶への熱意が強すぎる ネット大喜利にも「マジ参戦」

就活する大学生へのアドバイスとして、「説明会で机の上にペットボトルのお茶を置く学生は落とされる」という話が、インターネット上で注目を集めた。いわゆる「就活マナー」の1つというワケだ。真偽は不明だが。

これに関して、ツイッターでもさまざまな意見が交わされているが、中には、「ペットボトルではなく、きちんとした茶器で...」というコメントや、「茶器で飲む時は三回回して」などと進言する人もいる。もちろんジョークだ。

さらには、「手揉み茶を作り、お茶作りに対する真摯な姿勢をアピールしましょう」「あとは急須と湯呑茶わんを忘れないこと」「四季の和菓子を用意するとより印象がよくなります」「事前に訪問企業の流派を調べましょう」など、すっかり大喜利化して笑いを誘っている。


そんな中、ペットボトルではなく本格的なお茶を...という話題に対して寄せられた、「静岡県人なら当然」「静岡県の就活では常識ですよね」という意見(もちろんジョーク?)が、なぜか光っていた。大喜利化したツイッターの中で、ひときわクールな説得力を持っていたのだ。

静岡県人にとってのお茶って、いったい何なのか? どうやら他県民の想像を超える「こだわり」、ジョークではすまされない「何か」がありそうだ。

「マイ茶葉」を常備している静岡県人?


大喜利と化したツイッターでひときわクールだったのは、公益社団法人静岡県茶手揉保存会牧之原支部の公式アカウントだった。

訪問企業が裏千家であるにも関わらず、表千家や江戸千家などの作法で煎れると失礼に当たります。事前に訪問企業の流派を調べましょう。就活情報誌に載ってます
- 公益社団法人静岡県茶手揉保存会牧之原支部(牧之原市茶手揉保存会) (@temomitya) 2019年1月13日

大喜利化したツイッターの流れに乗った軽いジョークをつぶやきながら、すかさずこんなツイートも投稿している。

手揉み茶の作り方を表にまとめました#手揉み茶#日本茶 pic.twitter.com/rv0L3Dn7bE
- 公益社団法人静岡県茶手揉保存会牧之原支部(牧之原市茶手揉保存会) (@temomitya) 2019年1月13日

大喜利大会の流れの中で、ちゃっかり「手揉み茶」について発信しておこうという、お茶に対する真摯な姿勢が伺える。


手揉み茶についてご存知の方は少ないかもしれない。摘みたての若芽を数秒から数分間蒸した後、焙炉(ほいろ)と呼ばれる加温された台の上で、手で茶葉をほぐし、こね、揉んでいく。その工程が上記ツイートに添えられた表にまとめられている。まったくの手作業で、4時間から7時間かかるという大変な重労働だ。

そんな手揉み茶への関心と理解を深めるための啓発・普及活動が、静岡県茶手揉保存会の目的だという。Jタウンネット編集部は牧之原支部(牧之原市茶手揉保存会)の公式アカウント管理者に電話で話を聞いた。

「ツイッターの大喜利大会でお茶が話題になるのは結構なことだが、手揉み茶保存会メンバーの活動も理解してもらいたい」

と話してくれた。つまり、かなりマジだった。残念ながら、大喜利のノリは期待外れだった。


ところでJ-CASTニュース編集部に、静岡県出身の記者がいたので、彼の話も聞いてみた。

「私は静岡県民ですが、自分は茶葉を会社の机に常備してほぼ毎日淹れて飲んでいます。ペットボトルの緑茶は外出先で買うことはありますが、淹れた緑茶とは明らかに味が違う(渋味に欠けるなど)ので、あまり積極的には飲みません」

なるほど静岡県人のお茶に対する思い入れは、やはりどこか違うようだ。まさか「マイ茶葉」を常備しているとは......! 

「帰省した時、静岡駅などには『静岡茶』と大きく書かれたローカルのペットボトル商品が自販機で売っています。それは結構買います。大手メーカー商品との味の違いを確かめたことはありませんが、苦くて旨いです」


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