ご近所トラブルの代名詞とも言える「騒音」問題。大阪府に住むEさん(30代主婦)が編集部に寄せたメールには、

「上階に新しい入居者が引っ越してきてから地獄のような日々が始まりました」

という嘆きの一文があった。

彼女は、どんな騒音に苦しんでいるのか。聞けば、引っ越し業者を使わずに、夜遅くに荷物の搬入を行うという入居者たち。静かに行えばいいものを...。何日も続いた引っ越し作業に、ついに彼女の堪忍袋の緒が切れた。

しかし、である。彼女は最後にこう述べるのだ。

「騒音も出したもん勝ちだということがよく分かりました」

彼女が味わった苦痛

悲劇の始まり(画像はイメージ)

全部で12戸の小規模なデザイナーズ賃貸マンションの2階に住んでいます。

数件のお宅とはおすそ分けのやり取りがあるほど良好な関係です。住民は穏やかな方ばかりで騒音トラブルとは無縁でした。

しかし、数か月前に上階に新しい入居者が引っ越してきてから、地獄のような日々が始まりました。引っ越し業者を使わず、夜にチマチマと段ボールを運び込む男女の姿が見えました。玄関に出入りするたびにドアの

「ドカーン!バターン!」

という音が響き渡り、足音を「ドスンドスン」と鳴らして忙しなく歩き回るのです。重たい物を床に叩きつけるようなけたたましい音が数時間響きました。

その翌週には夜遅くに引っ越し作業が始まりました。外を見るとガラの悪い男性が数名で荷物の搬入をしていました。明らかに引っ越し業者ではなく、友人に手伝ってもらっているような感じでした。その日も深夜まで、

「ドスーン!ドスーン!」

とけたたましい音が続いて眠れませんでした。

それから毎日のように昼夜問わず「ドスン!バタン!」「ゴロゴロドスーン!」と、室内の工事でもしているのかと思うほどの音が続きました。ついに限界がきて管理会社に連絡しました。

果たして注意に効果はあるのか

まずは全ての住民に向けて騒音に関する注意文をポスティングしてもらいました。もちろん効果はありませんでした。ある日の夜、「ドドンドドン!!」と数時間続く原因不明の騒音の煩さに耐えてかね、主人と2人で上階に伺いました。

出てきた男性に

「静かにしてほしい」

と話しましたが、謝罪の言葉などはなく

「はい、はい、はい」

と、ふてぶてしくこちらの話に相槌を打つのみ。最後はいつも通りに「ドーン!」と玄関ドアを閉め、「ガチャン!」と荒っぽく鍵を閉めていました。その日、彼らが静かになったのはたった数分です。結局、深夜までゴトゴトと音を立てていました。

約1か月後、相変わらずな騒音と足音に加え、毎日のようにバルコニーの手すりや室外機にタバコの灰のようなものが点々と落ちていることに気がつき、再度、管理会社に連絡しました。

上階に直接注意してもらいたい旨を伝えました。変わった構造のマンションなので、上階以外からタバコの灰が降ってくる可能性は0%です。管理会社から直接連絡してもらった際の相手の反応は、やはり謝罪なしです。

「以前、下階から直接苦情を言いに来られて気をつけているつもりだった。これ以上、どうしろと言うんだ。下からも隣からも音がするのに、なぜうちだけが言われなきゃいけないんだ」

というのが上階の言い分だったそうです。

ちなみに上階の住人がいう「隣」は空室です。空室から一体、どんな音が聞こえてくるのでしょうか...。

タバコに関しては、「自分は喫煙者ではない」と言ったそうです。バルコニーでの激しい咳き込み、ニオイ、煙...これがタバコでないなら一体何をしているのか、不思議で仕方ありません。喫煙者ではないと言われたらそれ以上管理会社は突っ込めないと逃げられました。

そんな彼女の唯一の救い

管理会社から直接注意がいった後の数日間は静かでした。足音含め生活音は許容範囲、タバコの灰のようなものもピタリとなくなりました。

しかし、1か月ほど経った現在はまた元通りです...。またどのような職業なのか分かりませんが、平日の昼間でもほとんど毎日在宅されており、「ドスンドスン」と足音響かせ忙しなく歩き回り、「ドスン!ゴトン!ドーン!」とけたたましい騒音を出しながら生活されています。

非常識な人間にはもう何を言っても伝わりません。騒音も出したもん勝ちだということがよく分かりました。

唯一の救いは、付き合いのある住人が皆さん、我が家の味方になってくれていることです。

一日でも早く非常識な上階が退去することを願うばかりです。

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