緊急事態宣言が出され、自宅でじっと耐えている読者が多いことだろう。食べたいものも食べられない、行きたいところにも行けない。「STAY HOME」という呼びかけだから、仕方がない。じっと我慢の人が多いはずだ。

そんな中、2020年4月30日に投稿されたツイートが話題となっている。

肉の下に人名はやめてほしい... pic.twitter.com/mytlczspGH
- ぐうたらこ (@guutaraco) 2020年4月29日

写真は、いかにも美味しそうな霜降りの肉だ。「肉の下に人名はやめてほしい」というコメントが添えられている。そういえば、肉の下には、名札のようなものが見える。いったいこれは何だろう?

ツイッターにはこんな声が寄せられている。

「こわっ」
「見慣れてないと理解出来ないですわな」
「生肉だけに生々しいですよね」

ブラックジョーク好きな人が、なにやら異様に盛り上がっている。なんだか物騒な話だが、どういうことだろう。

Jタウンネット編集部が、この写真を投稿したぐうたらこ(@guutaraco)さんを直撃すると...。

念のため、レストランに聞くと...

Jタウンネット記者は、投稿者のぐうたらこさんに取材した。この写真は、宮崎県の黒毛和牛を扱うミヤチクのレストラン延岡店(現在は閉店)で、4年ほど前に撮影したものだという。

ぐうたらこ(@guutaraco)さんのツイートより

そこでJタウンネット記者は、レストランを運営していたミヤチク(宮崎県都城市)に電話した。

答えてくれたのは、ミヤチク販売企画課の担当者だった。

「この肉は、私どものレストランで提供している鉄板焼き用の牛肉に間違いありません」

名札のようなものには、個体識別番号と生産者の氏名が記されているのだという。ツイッター上では物騒なジョークが交わされていたが、まあ当たり前の話である。

ミヤチクでは、宮崎県の他に、大阪、福岡などに、直営店を展開しているが、同様の札を付けているという。

ちなみに、今回話題になった写真には、榎田(えのきだ)裕樹さんという名前が書かれている。念のため、Jタウンネット記者は、宮崎県綾町役場に電話した。農林振興課の担当者が答えてくれた。

「榎田さんは、現在も黒毛和牛を飼育されており、ご自身の名前が写真に出ることについては、問題ないとおっしゃっています」

ちなみに榎田さんは30代の青年で、地元で乗馬スクールのインストラクターも務めている。榎田は「えのきだ」と発音するので、間違えないように、とのことだった。

良かった。榎田さんは元気だった。美味しそうな霜降り肉は、榎田さんが育てた宮崎牛だ。間違いない。