ヤンキー制服の「裏ボタン」、実は絶滅間近? 業界大手も「在庫限りで販売終了」

痛快な不良コメディの代表作「ビー・バップ・ハイスクール」(原作:きうちかずひろ)が連載・映画化された1980年代を中心に、一世を風靡したヤンキーブーム。変形学ランやボンタンなど独特の着こなしが特徴的だが、そのアイテムの1つに「裏ボタン」がある。

大事に保管している人もいるのでは(画像はプロス通販より)

裏ボタンは学ランのボタン裏に装着し、それぞれに文字、もしくは模様が描かれている。「天下無敵」「愛羅武勇」「暴走天使」... ヤンキーたちの熱い思いがこの4、5文字に凝縮されている。編集部の埼玉出身記者も2000年代前半に着用していたというが、何のワードだったかは恥ずかしがって教えてくれない。

現在はあまり見かけないヤンキーアイテムだが、完全に廃れてしまったのだろうか――。5月19日、Jタウンネットは裏ボタンを取り扱う「プロス通販」に取材した。

今の使い方は「氣志團のライブに...」

「暴走天使」(画像はプロス通販より)

2019年5月12日にあるユーザーが投稿した裏ボタンに関するツイートによれば、2000年代前半の中学生も新潟で着用していた様子。投稿には

「80年代が全盛期じゃないかなー」
「90年代後半の大阪でもあったな」

といったリプライ(返信)が寄せられ、地域にもよるが幅広い年代にわたって親しまれてきたようだ。

プロス通販の担当者によれば、裏ボタンは現在1社のメーカーとしか取引していない。そのメーカーも製造終了しており、在庫がなくなり次第、プロス通販での販売も終了する。

「今でも作っている工場はないんじゃないでしょうか...」ピークの頃は分からないとしながらも、担当者はそう話し、現在では注文もそれほどないという。同じくヤンキーアイテムである「菊紋ベルト」はすでに在庫がなくなったと話している。

2018年10月期に放送された1980年代の高校生を描いた青春ドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)は人気を博したが、さすがに当時のヤンキーファッションを真似する人は見られない。今でも裏ボタンを買っている人はどういう人なのかを聞いてみると、

「昔ヤンキーだった人が大人になって買っていく場合が多いですね。イベントとか、氣志團のライブに着けていったりとか」

とのことだった。

数々の青春を彩ってきたヤンキーアイテム、入手できなくなる日は近いのかもしれない。


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