「私はロボットではありません」

Webサイトの会員ページなどにログインする際、こんな文言とともに複数の画像を選択させる画面をしばしば見かける。

たとえば、「信号機をすべて選んでください」といったもの。訪問者が「人間である」ことを確かめるための「画像認証」だ。

そんな画像認証の「青森県バージョン」が話題となっている。

青森版「私はロボットではありません」画像選択の画像です。 pic.twitter.com/BGrtQB5QLm
- まるごと青森 (@marugotoaomori) February 25, 2021

これは、青森県庁観光企画課の公式ツイッター「まるごと青森」が、2021年2月25日に投稿したもの。

「ふじの画像をすべて選択してください」

というメッセージの下に、リンゴの写真が9枚並んでいる。リンゴの品種はまちまちらしいのだが、記者(神奈川出身)には全く見分けがつかない。

この中から「ふじ」のみを選ぶなんて......難しすぎる......。

この投稿に、リプライ欄では思い思いの回答を送る人が続出。一番上の段の真ん中、その段の右、真ん中の段の右、一番下の段の左のリンゴを選んでいるユーザーが多いようだが......もしかして、青森県民なら余裕で即答できたりするのだろうか?

26日、Jタウンネット編集部は青森県庁観光企画課を取材した。

農家でも間違えちゃう

見分けがつかない...(写真は「まるごと青森」提供)

取材に対応してくれた公式ツイッター「まるごと青森」の広報担当者に、「このクイズは青森県民なら余裕ですか」と尋ねると、

「余裕ではないと思います」

とのこと。担当者の知り合いの農家も間違えたそうだ。一方、農家ではないが即答できた人もいたりと、ひとくちに「青森県民」と言っても正答率はまちまちのようである。

この画像選択クイズを思いついたきっかけは、

「ネットで画像選択の画面をよく見かけていたので、青森でやるならリンゴかな? と思い、(今回のクイズを)作りました。また、『青森県民はリンゴ利きができる』と他県からよく言われることがあるので、それを試してみようという気持ちもありました」

とのこと。

投稿に対して、ツイッターで大きな反響があったことについては、

「ここまで広がるとは思っていませんでした。もっと身内で盛り上がって終わるかと思っていたんですが、県外の人からも回答をいただけたりして。
 青森県を認知してもらい、リンゴにたくさんの種類があると知ってもらうことにもつながったと思うので、良かったです」

と、話してくれた。

今回のクイズの答えは、26日に「まるごと青森」のアカウントから発表された。

正解は、以下の画像のとおり。

わかったかな?(写真は「まるごと青森」提供)

いずれも、青森県で生産されている品種だという。

正解の画像とともに、「『北斗』は『ふじ』の子なので、見間違える人も多いかと思います」と投稿された。

「ふじ」と「むつ」をかけ合わせてできた品種が「北斗」なのだそう。言われてみれば、たしかに北斗は他のリンゴよりもいっそう「ふじ」に似ているように見える。

「北斗」を選択していた人が多かったのも、納得だ。

もしかすると、1つも見分けられなかった記者のような人もいるかもしれないが、落ち込まずに「ふじ」を食べて訓練しよう。