AKB48・柏木由紀に訊く! アイドルになって最初に乗り越えた「大きすぎる山」とは?

AKB48・柏木由紀に訊く! アイドルになって最初に乗り越えた「大きすぎる山」とは?

AKB48が2019年9月29日(日)、日本最大級のデジタル・クリエイティブフェス「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2019 supported by CHINTAI」(以下、イノフェス)に出演する。

イノフェスはJ-WAVE(81.3FM)が主催するイベントだ。各界でイノベーションを起こす著名人によるトークセッションや、テクノロジーを取り入れたライブパフォーマンスなどが、28日(土)と29日(日)の2日間、六本木ヒルズで繰り広げられる。AKB48も、さまざまな分野のクリエイターとコラボレーションし、技術を駆使したこの日限りのエンターテインメントショーを披露する。

イノフェス選抜メンバーは以下の通り。

【AKB48】
岡田奈々/岡部 麟/小栗有以/柏木由紀/倉野尾成美/坂口渚沙/向井地美音/武藤十夢/村山彩希/矢作萌夏/横山由依
【NMB48】
白間美瑠/吉田朱里
【NGT48】
本間日陽
【STU48】
石田千穂/瀧野由美子

今回、「J-WAVE NEWS」では、イノフェス選抜メンバーのひとりであるAKB48の柏木由紀にインタビュー。3期生としてグループに加入した彼女は、今年でデビュー12周年。現在、最年長メンバーだ。インタビュー前編では、これまでのアイドル生活を振り返ってもらった。加入して間もない時期に乗り越えた「大きな山」とは。そして彼女は、卒業していく先輩や同期、後輩を、どんな気持ちで見送ってきたのか?


■憧れのアイドルになり…「あとにも先にもないほど大変」だったこと

――AKB48に入った当初と今とで、“アイドル”はどう変わったと思われますか。

柏木:AKB48は“会いに行けるアイドル”というコンセプトで、劇場も握手会もあるので、アイドルを身近な存在に感じてもらえるようになったのかなと思いますね。テレビなどのマスメディアではなく、SNSなど自分をアピールできるツールが増えたことも大きいと思います。

柏木由紀

――ご自身は、どんな変化がありましたか。

柏木:私は……もともと歌ったり踊ったりが大好きで、「ステージに立ってみたい!」という気持ちでオーディションを受けてAKB48に入ったので、最初の数年は「この夢も叶った、これもできた!」と、嬉しい楽しいの連続でした。10年以上やってきた今は、応援してくださるファンの方がいるので、「自分のためより人のためになにかしたいな」というふうに考え方が変わりましたね。

――ステージに立つことを夢見る立場から、国民的なアイドルに。いろんなことがあったと思いますが、とくに嬉しかったことは?

柏木:いっぱいあるので難しい……。ドーム公演をやらせていただいたり賞をいただいたり、現実味がないままここまできちゃって、いろんなことを感じられるようになったのは本当に最近なんです。ソロデビューやソロコンサートなどは「嬉しい!」と思えたんですけど、グループとしての出来事は自分が後輩だったこともあって、他人事のような距離感というか、遠くに感じていました。振り返ってみて「すごく嬉しいことがいっぱいあったなあ」と気づくことが多いですね。今はメンバーと、「また東京ドームに立ちたいね」という話をしています。

柏木由紀

――多忙な日々を過ごされてきたかと思いますが、「これは大変だったな」という思い出は。

柏木:忙しいとか休みがないとかは、気づく暇もなかったという感じでしたね。とにかく目の前のことをやるのに精一杯で。だから、大変だった思い出というと……入ったときくらいの時期ですかね。まだAKB48劇場でのステージデビューもしてないときに、大島優子ちゃんの代わりに全国ツアーに出るという大役を任されて(※2007年の『春のちょこっとだけ全国ツアー』)。先輩のパフォーマンスを、DVDを見て20曲くらい覚えたのが、あとにも先にもないほど大変でした。その経験があるからこそ、今大変なことがあっても乗り越えられるというか。大きすぎる最初の山でした。


■先輩として思うこと「みんな一生懸命でいい子たち」

――長くAKB48に在籍されて、今のメンバーに対してどんな印象がありますか?

柏木:昔と比べてどうこうというわけではなく、素直に今のグループを見ていると「一生懸命でいい子たちが多いな」と思いますね。「いい子だな」と思えるのは、自分が先輩という立場になったからかもしれない。(卒業していった先輩メンバーたちは)個性が強い方々でしたので、その中でいかに自分をアピールするかを考えてましたね。(今のメンバーも)みんなの個性がもっと出てきたら、もっとおもしろいグループになるんじゃないかなと思います。

柏木由紀

――どんな個性を大事にしてきましたか。

柏木:うーん。昔は……おもしろいことができたり、すごく元気だったりというタイプではなかったので、地道にアイドル活動をがんばろうと思ってましたね。だから握手会はとても大切な場所でした。今は先輩の立場になって、「THE アイドル」というよりはお局的な……後輩からもいじられるみたいな(笑)。まさか自分が最年長になるとは思っていなかったので、そのポジションをけっこう楽しんでいるところがありますね。


■メンバーの卒業を見送る気持ちは

――この10年、たくさんのメンバーが卒業していきましたが、柏木さんはどんな気持ちで見送ってきたのでしょうか。

柏木:先輩を見送るときは、「さびしいな」「がんばんなきゃ」という思いがあって。同期や後輩を送る立場になって「私は誰に見送られるんだろう?」って思うようになりましたね。最近は自分の中で、卒業ということにこだわっていないので、見送れる立場にいることを嬉しく思うというか。明るくめでたく見送っていけたらなって。さっしー(※指原莉乃。2019年春に卒業)とか、同期の渡辺麻友ちゃん(※2017年末に卒業)とかも、いちばん近くで見送れることが嬉しいなって思っていました。

柏木由紀

――今後、柏木さんが卒業されることになったら、たくさんの後輩に見送られることになりますね。

柏木:そうですね。もう同期も現メンバーにはいないので、後輩ばかりに……今までにあまりない形になるんですけど、自分なりのAKB48の活動が表されるような卒業ができたらなと思いますね。今のところはあんまり考えてないですけど(笑)。

柏木は23日(金)J-WAVE『INNOVATION WORLD』にも出演。「アイドル論」「AKB48らしさ」を語った。インターネットでラジオを聴けるサービスradikoで、8月30日28時59分まで聴くことができる。

【radikoでトークを聴く】 http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20190823202521

インタビューの後編では、「テクノロジー×アイドル」をテーマにインタビュー。バーチャルアイドルへの思いや、ライブで取り入れたいテクノロジー、そしてイノフェスへの意気込みを訊く。

【後編】AKB48・柏木由紀、いつかバーチャルな存在に!? 「アイドル×テクノロジー」を語る

(取材・文=西田友紀、写真=加藤アキヤ)

■イノフェスとは

テクノロジー、音楽、エンタメ、アート、スタートアップがクロスオーバーするデジタル・クリエイティブのフェスティバル。イノフェスでしか見ることのできない豪華イノベーターによるトークセッションやアーティストによるテクノロジーを駆使したライブパフォーマンス、VR、AR、MR、AI、IoTなど最先端テクノロジー体験、メディアアーティストによるパフォーマンスやインスタレーションなど、様々なコンテンツが六本木ヒルズ各所で繰り広げられます。

■イノフェスでのAKB48のパフォーマンスは?

◯☆Taku Takahashi によるサウンドプロデュース
m-floの☆Taku TakahashiがAKB48の大ヒット曲をリミックスして、DJスタイルでAKB48と共にステージでプレイ。イノフェスの舞台で数々の名曲が最高にクールなサウンドで生まれ変わる。リミックス楽曲はJ-WAVEの放送でも事前にオンエアする予定だ。

◯m plus plus による最新LEDフラッグを使ったステージ演出
SAMURIZE from EXILE TRIBEなどLEDとダンスを組み合わせた演出を手がけるクリエイターの藤本実が率いるm plus plus。今回のために製作した新型のLED手持ちフラッグを使ってAKB48のメンバーがパフォーマンスを披露!

◯注目の映像クリエイター集団・BENZENE by VMTTがステージ映像演出
SUMMER SONIC、a-nation、ULTRA JAPANなどのビッグフェスにも出演多数する映像クリエイター集団・BENZENE by VMTTがVJを担当。AKB48のステージを映像演出で盛り上げる。

◯モーションキャプチャーを使ったAI Tommyとのダンスパフォーマンス
物体の動きをデジタル的に記録するモーションキャプチャーを装着したAKB48のメンバーのダンスパフォーマンスによって、J-WAVEから生まれたAIキャラクター「AI Tommy」の映像をコントロール。AKB48メンバーとAIがダンスでコラボレーション。

◯スマートフォンと連動!観客参加型のパフォーマンス
プロジェクションマッピングやイベントの映像演出を手がけるSYMDIRECTがインタラクティブ演出を担当。ライブ会場で特設スマートフォンサイトから応援メッセージを送ると、メッセージの一つひとつが大型ディスプレイに様々なエフェクトが加わった形で表示。その映像を背景にAKB48がパフォーマンスを披露する。

■開催概要
タイトル: J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2019 supported by CHINTAI
日時: 2019年9月28日(土)、29日(日)
場所: 六本木ヒルズ
チケット: レギュラー1日券 \2,800(税込) / 2日券 \5,000(税込)
プレミアム1日券 \10,000(税込) / 2日券 \19,000(税込)

【レギュラーチケット】
・イベント開催中、プレミアム専用エリアを除く全てのエリアにアクセスできるチケットです。
・入場規制の際にはご入場いただけない場合がございます。

【プレミアムチケット】
・イベント開催中、プレミアム専用エリアを含む全てのエリアにアクセスできるチケットです。
・各エリアにおいて優先的にご入場いただけます。※入れ替え制のプログラムに限る
・入場規制の際にはご入場いただけない場合がございます。
・プレミアム専用ドリンクバーを無料でご利用いただけます。

主催: J-WAVE / 筑波大学
特別協賛: CHINTAI
企画制作: J-WAVE / 筑波大学 / HOT STUFF PROMOTION / Nu Ink.
イベントHP: https://www.j-wave.co.jp/iwf2019/

■9月28日(土) 登壇イノベーター ※五十音順

◆AmPm(アーティスト)
◆池澤あやか(タレント/エンジニア)
◆石川善樹(予防医学研究者)
◆井上博夏(JAXA研究開発員)
◆大坂武史(Activ8株式会社 代表取締役)
◆亀田誠治(音楽プロデューサー)
◆河口まなぶ(モータージャーナリスト)
◆川田十夢(AR三兄弟 長男)
◆キズナアイ(バーチャルタレント)
◆草野絵美(アーティスト)
◆KREVA(アーティスト)
◆古坂大魔王(芸人/ピコ太郎プロデューサー)
◆桜木健二(佐渡島庸平)(VTuber)
◆齋藤精一(ライゾマティクス代表)
◆ジェイ・コウガミ(デジタル音楽ジャーナリスト)
◆鈴木貴歩(エンターテック・アクセラレーター)
◆田端信太郎(株式会社ZOZO執行役員 コミュニケーションデザイン室長)
◆田原総一朗(ジャーナリスト)
◆中田敦彦(オリエンタルラジオ)
◆VERBAL(m-flo/PKCZ®)
◆原田尚美(JAMSTEC上席研究員)
◆堀潤(ジャーナリスト)
◆本間希樹(天文学者/ブラックホール撮影者)
◆吉田朱里(NMB48)
and more!

■9月28日(土) ライブ出演アーティスト ※五十音順

◆AI Tommy(AIアーティスト)
◆EXILE SHOKICHI
◆パスピエ feat. Nu Ink.
◆VELTZ
◆松武秀樹(Logic System)
◆Renick Bell
and more!

■9月29日(日) 登壇イノベーター ※五十音順

◆天野春果(TOKYO2020組織委員会イノベーション室エンゲージメント企画部長)
◆市原えつこ(メディアアーティスト)
◆宇野常寛(評論家/PLANETS代表)
◆江渡浩一郎(メディアアーティスト/産総研主任研究員)
◆落合陽一(ピクシーダストテクノロジーズ代表/メディアアーティスト/筑波大学准教授)
◆川田十夢(AR三兄弟 長男)
◆小泉文明(メルカリ取締役社長兼COO)
◆佐渡島庸平(編集者)
◆☆Taku Takahashi(m-flo,block.fm)
◆谷尻誠(建築家)
◆土屋敏男(テレビプロデューサー)
◆西村真里子(HEART CATCH代表)
◆羽生善治(将棋棋士)
◆ハヤカワ五味(ファッションデザイナー)
◆平井理央(フリーアナウンサー)
◆箕輪厚介(編集者)
◆三宅陽一郎(ゲーム開発者)
◆暦本純一(東京大学院教授)
and more!

■9月29日(日) ライブ出演アーティスト ※五十音順

◆赤坂陽月(即興音楽家/僧侶)
◆indigo la End
◆AKB48 feat. ☆Taku Takahashi(m-flo,block.fm)/ m plus plus / BENZENE by VMTT / SYMDIRECT / AI Tommy
◆せきぐちあいみ(VRアーティスト)
◆テクノコント(川田十夢、ラブレターズ、男性ブランコ、マツモトクラブ、ワクサカソウヘイ、おぐらりゅうじ、藤原麻里菜)
◆モーリー・ロバートソン(DJ/ジャーナリスト)
and more!


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