NTTドコモと荻窪病院は、医療従事者の働き方改革の一環としてAIを活用したOCRと定形作業自動化による業務効率化を実施した。

 今回の取り組みでは、AI insideが提供するAI-OCRソフト「DX Suite」を用いて、手書き書類などを自動で文字データに変換。NTTアドバンステクノロジが提供するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ツール「WinActor」(ウィンアクター)を用いて、データの集計やシステムの入力を行い、医事日報作成や勤務報告書のチェックなどの定型業務を自動化した。

 人材不足に悩む医療業界においては、定型業務を効率化し患者と向き合う時間を創出することが課題となっている。荻窪病院は、今回の業務自動化により年間1159時間の削減に成功したとしており、ドコモでは200床規模の病院で取り入れた場合、年間で数百時間以上の削減につながると試算。また、荻窪病院において中規模病院を対象とした見学の受け入れを予定しているという。

 今後、自動化業務の領域を拡大し、年間3000時間相当の業務効率化を目指すとしている。