楽天モバイルは、オリジナルのAndroidスマートフォン「Rakuten Mini」で、告知なく対応周波数を変更していた問題について、今後の対応方針を発表した。対象となるロットではソフトウェア更新が実施されるほか、技適マーク(適合表示)の画像をダウンロードすることになる。

 Rakuten Miniには、対応周波数の違いにより、3種類存在する。このうち、技適マークの認証番号が正しいのはタイプ2のみ。そのため、タイプ1とタイプ3の製品については、ソフトウェア更新が必要となる。

発生した事象

 タイプによって発生した事象は異なる。

 タイプ1(IMEI:351676110356708以前)では、海外滞在時のサービス改善のため、対応周波数を追加した際、その周波数に対応していないロットにも関わらず、新たに取得した認証番号が表示されている。

 タイプ2(IMEI:351676110356716〜351676110680487)は、繰り返しになるが、正しい認証番号が表示されている。

 タイプ3(IMEI:351676110682491以降)では、海外でのサービス改善のため対応周波数を追加した際、一部周波数が削除されており、その削除に関して認証の取得、および正しい認証番号が表示できていなかった。このため、タイプ3については一時的に認証を得ていない状態で販売、ユーザーが利用できる状態になっていた。

 このうち、タイプ3については、再申請が必要となり、従来とは別の認証番号が発行された。

ソフト更新と画像ダウンロードで対処、希望があれば交換も

 いずれも回収されず、タイプ1とタイプ3はソフトウェア更新が、6月26日以降、順次実施される。その前段階として、対象のRakuten Miniには、メールが順次送られる。メールに記載されるURLから正しい認証番号が記された画像をダウンロードし、保存するよう案内されている。楽天モバイルによれば、メール経由の画像配布で一時的に対処し、ソフト更新により端末内へきちんと技適マークが組み込まれることになるという。

 またタイプ1、タイプ3のユーザーから希望があれば交換にも応じる。

 Rakuten Miniの周波数変更をめぐっては、総務省が6月12日、楽天モバイルへ報告することを求めたと発表。その締め切りは26日で、楽天モバイルでは発生した事象の詳細と、今回発表した方針などを含めて報告したとのこと。