東北電力は15日、中仙台変電所(仙台市青葉区本町)と三居沢発電所(同区荒巻)を結ぶ地中送電ケーブル「中仙台三居沢線」(延長約4.6キロ)の新設工事現場を報道陣に公開した。今月末に送電を開始する予定で、青葉区川内、八幡両地区など約2万5000世帯への電力の安定供給につなげる。
 中仙台三居沢線は、青葉区役所前や大崎八幡宮前の地下を通る電圧6万6000ボルトの2回線。2017年1月以降、大崎八幡宮前から三居沢発電所まで約800メートルの地下に管路を新設した。
 18年11月からはケーブルを敷設する工事を実施。15日は三居沢発電所構内でケーブルを地中に引き入れる作業や敷設作業を公開した。従来の仙台変電所(泉区松森)と三居沢発電所を結ぶ送電線1回線に代わり、送電網の強化に寄与する。
 東北電の担当者は「今後は中仙台三居沢線に切り替え、電力供給の信頼度を向上させる。自然災害などの際に停電のリスクが減る」と見込む。