果実酒などの製造業者の技術基盤強化と品質向上を図る「東北ワイン研究会」(仙台国税局主催)が30日、仙台市青葉区であり、6県のワイナリー関係者ら約60人が、利き酒や情報交換などを行った。
 研究会は例年4月に開催していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期。きき酒の際、口に含んだ酒を吐き出す「吐器(はき)」の周りに紙を巻き、飛散を防ぐなどの感染防止対策を取った。
 利き酒には赤、白、ロゼのワインやシードル、ブランデーなど参加した26社の50点が並び、参加者がテイスティングをした。
 「20年ほど参加しているが、ワイナリーが増えて味のタイプも多彩になり、刺激を受ける」と高橋葡萄(ぶどう)園(花巻市)の高橋喜和さん(49)。「コロナの影響で売り上げは落ち、イベント出店もない状況だが、その分ブドウ畑に手をかけ、おいしいワインを造りたい」と話した。
 醸造技術に関する講演もあった。