<仙台国際センター>来訪者トイレ洋式化推進

<仙台国際センター>来訪者トイレ洋式化推進

 仙台市は新年度、仙台国際センター(青葉区)の会議棟に残る和式トイレを洋式化する。トイレ全体の35.1%を占める和式便器39台のうち、来訪者向けの34台を洋式に切り替える。外国人の利便性を高め、国際会議を誘致する環境をさらに整える。

 市の16年度一般会計の2月補正予算に「インバウンド推進事業費」として約6200万円を計上した。5月にも改修工事を始める。会議棟にあるトイレ計111台のうち、72台ある洋式トイレは温水洗浄便座に置き換える。
 会議棟は1991年に開館。これまでの改修で開館時より和式便器は減っているが、同センターで15年3月に開かれた国連防災世界会議では、欧米からの参加者が慣れない和式に戸惑う様子がみられたという。
 市誘客戦略推進課の橋浦潮課長は「訪日外国人にとって使い勝手のいい施設にしたい。ただ、便座に尻を付けたくないという日本人利用者もいるため、和式を一部残す可能性もある」と話す。
 市は「国内トップクラスのコンベンション都市」を目指している。12年に81件だった国際会議を18年に250件に増やす目標を掲げるが、16年の実績は110件台だった。15年に開館した同センター展示棟のトイレ46台は、全て洋式を設置した。
 国際会議場での洋式トイレ整備は常識化している。ともに03年開館の札幌コンベンションセンター(札幌市)と新潟コンベンションセンター(新潟市)の和式比率はいずれも約13%と、会議棟を大きく下回る。
 他の市有施設では、和式比率30.6%の市体育館(太白区、トイレ121台、84年完成)が18年度の改修時に全て洋式化する方向。31.6%のユアテックスタジアム仙台(泉区、190台、97年完成)は、現時点でトイレの改修予定はないという。

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