広瀬川の多様性を絵本に「魚を通して川に親近感を」NPO代表とイラストレーター作製

広瀬川の多様性を絵本に「魚を通して川に親近感を」NPO代表とイラストレーター作製

 環境学習支援に取り組むNPO「カワラバン」(仙台市)の菅原正徳代表(38)と同市のイラストレーター古山拓さん(54)が、幼児向け絵本「広瀬川の夏やすみ〜さかなたちのやくそく〜」を作った。広瀬川の上流から下流まで生息する川魚の多様性をイラストで紹介し、身近な河川の特色を浮き彫りにする。
 絵本はイワナ、ヤマメ、ヨシノボリ、ギバチ、アユ、コイの子どもをかわいらしいキャラクターで表現。夏休み中、川を泳いで友達の所に遊びに行く3話が同時に展開する。魚はそれぞれ、体の構造や食性、川の水温を踏まえ、流域の適した地点にすんでいることが明快に伝わる。
 熊ケ根橋(青葉区)周辺にすむ「ヤマメくん」は下流の千代大橋(太白区)にいる「コイくん」を訪ねる。おやつは硬くて大きいタニシ。コイくんは歯ですりつぶせるが、ヤマメくんはとても手に負えない。一方、泳ぎが得意なヤマメくんは普段、川を流れてくる虫を上手に食べている。
 仙台市内の幼稚園や小学校に出向いて川の役割と魅力を教える菅原さんは長年、絵本の構想を温めてきた。水彩画集「広瀬川小さな旅」の作者でもある古山さんに絵を依頼し、半年がかりで完成させた。
 「幼少期から川のありようを学べば親近感が湧き、環境を守る意識が無理なく根付くと思う」と菅原さん。古山さんは「流域にふさわしい色を使う工夫も凝らし、気軽に読める中身に仕上がった」と話す。
 B5判、10ページで500部印刷した。540円。青葉区立町のアトリエアルティオで扱う。
 連絡先はアルティオ022(797)8389。

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