<女川原発>2号機 地震動1000ガル想定を了承

 原子力規制委員会は10日、東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の新規制基準に基づく適合性審査会合を開き、基準地震動(最大想定の揺れ)を1000ガルとする東北電の想定を了承した。
 既に基準津波(最大想定の津波)も高さ23.1メートルで了承されており、地震・津波想定が固まった。今後は、原子炉建屋などの設備が基準地震動に耐えられるかどうかをチェックする終盤の審査に入る。
 東北電が基準地震動としたのは、海洋プレート内地震による地震動の最大値。東日本大震災の本震よりも地震動が大きかった2011年4月7日の最大余震(マグニチュード7.5)をモデルとした。
 この日の会合で、東北電側は規制委の指摘を踏まえ、地震動を算出する地震の想定を従来の6種類から7種類(620〜1000ガル)に増やした。基準地震動に変更はなかった。
 委員から異論は出ず、石渡明委員が「おおむね妥当な検討がなされた」と述べた。
 審査のうち、地震・津波分野は地盤の安定性などを残すのみとなった。設備分野は、震災の揺れによって原子炉建屋が被災しており、耐震性が慎重に確認される見通し。
 東日本大震災と11年4月の最大余震で、女川原発は当時の基準地震動580ガルを上回る揺れに見舞われた。東北電は13年12月、再稼働に向けた適合性審査を申請した際、基準地震動を1000ガルに引き上げた。

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