岩手県大船渡市三陸町吉浜で15日夜、子どもの健やかな成長や豊漁を願う小正月行事「吉浜のスネカ」があり、奇怪な面にみのをまとった24人が集落を回った。
 自営業白木沢素一さん(62)方では、スネカが「言うこと聞かないとまた来るぞ」と声を荒らげた。孫の竹ケ原柊季(いぶき)ちゃん(2)は泣きながら「言うこと聞きます」と誓った。
 スネカは国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産「来訪神 仮面・仮装の神々」の構成要素で、地元吉浜中の生徒たちも担い手となっている。2年の菊地匠巳(たくみ)さん(14)は「スネカは地域の宝。今後も続けていきたい」と力を込めた。