大規模災害時の対応能力向上を目指し、東北6県警などが13、14の両日、青森市の青森県警察学校などで合同訓練を実施した。
 訓練は6県の持ち回りで毎年開催しており、今年で24回目。6県警でつくる東北管区広域緊急援助隊の隊員に加え、消防や自衛隊、歯科医師や捜索犬チームなど関係機関の約400人が参加した。
 津軽地方で暴風雪警報が発表され、降雪で山沿いの道路が通行不能となる中、最大震度6強の地震が発生し、多数の住民、住宅が雪崩に巻き込まれたと想定。冬季の災害を想定した合同訓練は初めてだった。
 雪崩に埋まった車両の周囲をスコップで排雪し車内から負傷者に見立てた人形を救出。「もう少しですよ」などと声を掛けながら担架で搬送した。
 緊急援助隊中隊長で青森県警機動隊の太田紘一さん(38)は「冬の災害は排雪作業が必要で足場も不安定になる。他県の隊員と連携して(救助方法などを)確認できたので意義のある訓練になった」と話した。