縄の先で燃える炭俵を回して五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈願する小正月行事「火振りかまくら」が14日夜、秋田県仙北市角館町であった。雪上で渦巻く炎が、闇の中に幻想的な光跡を描いた。
 約1メートルの縄を結び付けた炭俵に火を付け、もう一方の縄の端を持って自分の体の周りをぐるぐると振り回す。旧角館高グラウンド会場ではいくつもの光の輪が浮かんだ。
 遠心力で勢い良く回り火の粉を飛ばす炎は、まるで竜のよう。観光客も火振りを体験し、地元の人々と共に一年の無事を願った。