<仙台市長選>菅長官逃げ腰?報道陣に演説見せず

<仙台市長選>菅長官逃げ腰?報道陣に演説見せず

 菅義偉官房長官は15日、23日投開票の仙台市長選で自民党が支持する会社社長菅原裕典候補(57)の激励で仙台入りした。菅氏は先月に続く来仙だが、今回は報道関係者をシャットアウトして演説。安倍内閣の支持率が急落する中、政権の要が「逃げ腰」の印象を与える形となった。
 日本のこころの中野正志参院議員(比例)が青葉区のホテルで開いた国政報告会に出席した菅氏は、約1000人を前に演説した。
 出席者によると、菅氏は「菅原さんは残念ながら知名度がない。陣営も一つになりきれてないが、手を伸ばせば届くところに来た」と分析。奥山恵美子市長と村井嘉浩宮城県知事が菅原氏支援に回っていることに触れながら、結束を鼓舞したという。
 演説会場から急きょ報道関係者を締め出した対応について、自民関係者は「市長選は決して芳しい情勢ではない。惨敗した都議選に続き『官邸が応援に入ったのに劣勢だ』と見られるのを避けようとしたのではないか」といぶかった。
 安倍内閣の支持率は学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題などで急落。時事通信の直近の世論調査では29.9%で、2012年12月の第2次安倍政権発足後初めて3割を切った。
 市長選には菅原氏のほかに、いずれも元衆院議員の郡和子(60)、林宙紀(39)、大久保三代(40)の3氏が立候補している。

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