青森県むつ市大畑町の市大畑庁舎が23日、隣接する小学校に移転、オープンした。学校と一体型の庁舎は全国的にも珍しい。
 新庁舎は、旧庁舎と道路を挟んで向かいにある大畑小の北棟の元教室。児童数減少で空いていた12教室を約2億円かけて整備した。鉄筋コンクリート3階建てで、延べ床面積1485平方メートル。1階は執務室と教室の雰囲気を残したままの交流スペースで、2階に地域団体の活動室、3階は防災備品庫などに充てた。
 小学校との接続部分は扉に施錠し、非常時は避難路として開放する。
 旧庁舎は老朽化が激しく、耐震面で防災拠点としての機能が危ぶまれていた。解体新築に比べ、十数億円の節約効果があるという。
 宮下宗一郎市長は「これまでより一体感を持った新庁舎に期待している。本庁舎ではできていないワンストップサービスの実現を目指したい」と話した。